令和6年能登半島地震により被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復旧をお祈りいたします。
かれこれ30年以上もこの業界でプログラムを毎日のように書いて来た私。当然、自分なりの働き方のノウハウみたいなものも会得して来たつもりだ。以前ここに「私のとっておきのプログラミングスタイル」というエントリーを書いたので、まだ読んでいないプログラマーの方にはぜひとも読んでいただきたい。 ちなみに、そんな中でも後輩とか部下に教えるのが一番難しいのが、「スタートダッシュでできるだけはやくめどをつける」という仕事スタイル。どのエンジニアも、ちゃんと説明すればこの働き方の効用は理解してもらえるのだが、実際の現場でちゃんと実行できる人は100人に1人もいない。 「人はみな怠惰だから、締め切りに迫られなければがんばれないんだ」と言ってしまえばそれまでだが、「まがりなりにもプロとして仕事をする限りは、ペース配分ぐらいはちゃんと考えて仕事をすべき」というのが私の主張。トップクラスのマラソンランナーでペース配分
一部の人は意外に思うかもしれないが、私は自分が本当にダメな人間だと思うことがしばしばあり、 よく、自分を変えよう、と努力している。 しかし、意志が弱いため、うまく行かないことがたびたびある。 そんななか、昨日Twitterで@ohmaebot (大前研一の言葉を流している)から、なるほどと思う言葉が流れていた。 人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。 この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。 全くその通りだと思ったので、自分のメモがてら解説。 1. 時間配分を変える 自分を変えようと思ったとき、単に「これからは○○しよう」と思っても、ほとんどの場合意味がない。 ちゃんと自分の生活の中で、○○するための時間をちゃんと確保しないとダメだ。 例えば「これからはちゃんと運動しよう」と
福岡伸一著「世界は分けてもわからない」について書きたいと思います。といっても、科学のことを取り上げるのではなく、今回は本書に出てきたマップラバーとマップヘイターについて、深く掘り下げ成功する人はこういう人へ繋げたいと思います。 本書でこういってます。 おおよそ世の中の人間の性向は、マップラバーとマップヘイターに二分類できる。 マップラバーというのは、本書の例えを使わせて頂くと、百貨店に入ったときにまず案内図を見て全体を把握し、それから、こっからこういって、2階に行ってあの角を曲がってというふうに計画をたててから、目的地に一直線に行動することを言います。つまり、何事にも鳥瞰して考えてから論理的に行動する人のことをいいます。 対して、マップヘイターというのは、案内図など一切見ずに手当たり次第「勘」で行動し目的地まで行動します。つまり、私と前後左右の関係性だけで行動する人のことをいいます。 と簡
デマルコの名著ピープル・ウェアかデッドラインのどちらかで、「教会の地下の納骨堂が博士論文を書くのに最高の場所だった。静かで誰にも邪魔されず作業に没頭できた」というエピソードがあった(教会の地下に納骨堂は無いけど何となくそういうところをイメージしてください)。このエピソードから学べることは、「ある作業を進める際には必ず自分のデスクでその作業を行なわなければならない」ということは無いということ(持ち出し不可の資料やデータ、情報がある場合は別)。ある作業をやらなければならないのにやる気がでないときは、状況や場所自体を変えてしまおう。 たとえば、私はやる気がでない作業中はついついネットサーフィンをしてしまうので、学生の論文指導や文献調査の際には研究室内のパソコンがおかれていない机や、外のベンチ、近所のレストラン・カフェに行って、論文を読まざる得ない状況に変えてしまう。あるいは、自宅ではどうしても海
Clutter という言葉はちょっと訳しにくいイメージをもっています。 語彙としては「散らかっている」「じゃまな物」という意味があります。箱に clutter を入れて振れば、きっとこの単語と同じ音を立てるでしょう。「クラッタ、クラッタ」つまりは雑然とした物の音です。 でも Clutter は頭の中にもあります。無駄な思考、つまらない繰り言、人生をコースから逸脱させる見えない敵です。 私はこの Clutter を減らすことをテーマにしたブログ、Unclutterer の愛読者ですが、その著者の一人 Erin が彼女が「頭脳」と「生活」全般を整理するためにモットーとしている 11 か条というものを紹介していました。 「整理」という視点から人生を語る記事というのはとても珍しかったので、ざっと訳してご紹介します。 すべてをダウンサイズする 持っているモノが少ないほど、それを整理したり、維持したり
相手のニーズをつかんだ質問をするためには、相手の心境を理解し、相手の立場になって物事を考える能力が不可欠だ。最終回の今回は、「夫婦ゲンカを収める方法」を例に、「相手の立場になって考える」方法について紹介する。 これまで、2回に渡って「相手から効果的に情報を引き出す質問のコツ」を、プロのコンサルタントに聞いてきた。以下で内容をおさらいしてみよう。 最初に「なぜあなたにこの質問をするのか」を伝える 相手にとって“気付き”のある仮説を立て、それを検証する質問をする 言葉や見た目の裏側にある、クライアントの“本当のニーズ”を想像する そのニーズを解決するための質問をして、クライアントと長期的な関係を築く →「なんでそんなこと俺に聞くの?」をなくそう →「ドリルじゃなくても穴は開く」を気付かせる質問とは? 質問相手に、「この人はなぜそんなことを自分に聞くのだろう?」と思われてしまったら、相手から有用
「ドリルじゃなくても穴は開く」を気付かせる質問とは?:明日から試せる「質問のコツ」(1/2 ページ) 「ドリルを買おうとしている人は、ドリルが欲しいのではなく、穴を開けたいのだ」――知りたい情報を聞き出すためには、相手にとって“気付き”のある質問をすることが重要だ。 質問によって相手から効果的に情報を引き出すためには、2つのポイントに気を配る必要があることを、前回書いた。 最初に「なぜあなたにこの質問をするのか」を伝える 相手にとって“気付き”のある仮説を立て、それを検証する質問をする →「なんでそんなこと俺に聞くの?」をなくそう →共感のコツは「夫婦ゲンカの解決法」にあり では、相手にとって“気付き”のある質問とは、具体的にはどんな質問のことなのだろう。日立コンサルティングの芦辺洋司マネージングディレクターは、「自分がクライアントの気持ちになりきって考えれば、聞く価値のある質問が見えてく
相手と顔を合わせて行う打ち合わせは、電話やメールでは伝えきれない先方のニーズや、抱えている問題点を洗い出すためにも非常に重要だ。「相手から効果的に情報を引き出す質問のコツ」を、プロのコンサルタントに聞いてきた。 クライアントとの打ち合わせ当日。事前にいくつも質問を用意して臨んだのに、打ち合わせが終わってみれば結局知りたいことが何1つ分からなかった――。そんな悲惨な思いをしたことのあるビジネスパーソンも少なくないのではないだろうか。 相手と顔を合わせて行うヒアリングは、電話やメールでは伝えきれない先方のニーズや、抱えている問題点を洗い出すためにも非常に重要だ。「相手から効果的に情報を引き出す質問のコツ」を、プロのコンサルタントに聞いてきた。 →「ドリルじゃなくても穴は開く」を気付かせる質問とは? →共感のコツは「夫婦ゲンカの解決法」にあり 取材したのは、日立コンサルティングが行っている社内研
自己アピールの秘けつは、あえて自分を“売り込まない”こと:人を動かす話し方講座(1/2 ページ) ビジネスパーソンにとって、自己アピールは求められている能力ですね。今回は効果的に自己アピールできる方法について考えていきます。本当に効果的に自己アピールするためには、“まずは自己アピールをしない”という意識を持つことが重要です。 ビジネスパーソンにとって、自己アピールというものは、今求められている能力のようです。しかし、自己アピールというのが苦手という人は多いですよね。ということで今回は、効果的に自己アピールできる方法について、考えてみたいと思います。 自分をなんとか相手に売り込みたい!! 筆者のWebサイトには、毎日いろいろな方たちが検索エンジンを経由してアクセスしてきてくれます。その中でも、一番アクセス数が多い検索キーワードは「自己アピール」なんです。 おそらく、就職活動を目前に控えた大学
The Cult of Done Manifesto | Bre Pettis (via BoingBoing) これは心に刻まないといけない! Bre Pettis と Kio Stark という人が「Done」、つまり「やり遂げる」人のマニフェストなるものを書いているのを Boing Boing 経由で知りました。 行動して、失敗して、さらに行動して、常に何かを作り続けようとする。「準備してから完成品を作る」のではなく、最初から不完全であることを受け入れて、心に思い描いているイメージに向かって常ににじり寄っていく。仕事であれ、趣味であれ、何かを達成するにはこれしかないのではないでしょうか。 彼らのマニフェスト 13 ヶ条をえいやっと訳してみました。 物事には3つの状態がある:不明な状態か、アクションを起こしているか、完了しているか すべては「下書き」に過ぎないと受け入れる。そうしてこそ
Four Reasons Why Fear is a Creative’s Friend | LifeDev 「成功」と「達成」に向かうことが常に高揚感や充実感にあふれた感情を与えてくれるものだったら、きっと栓がぬけたお風呂の水のようにそちらに向かって抗しきれずに吸い込まれてゆくでしょうに。 でも実際には、そこに到達する前、特に達成する直前には自己不信と不安感の闇が広がっているものです。そしてこの直前の闇をおそれるあまりに、よけいな行動で自分をごまかしていることがなんと多いことか。 しかしすべての感覚や感情にはそれが与えられた意味があります。痛みが危険を教えてくれると同じように、未知に対する恐怖、未確定な状態に対する不安感にも、自分がおかれた状況を客観視できるようになるための積極的な意味があるということが LifeDev の記事で紹介されていました。 ともすれば私たちは恐怖を感じたくないあ
■好きな絵を描く ・最初はモチベーションが大事 ・本気になれる ・適当なものを描けば適当に終わる ・楽しい ■立体で描く ・輪郭線で物を見ない ・構造を理解する ・奥行きを意識する ■模写する ・模写は悪いことじゃない ・正しい線を手と頭に叩き込む ・自分の描きたい絵柄を見つけろ ■資料をかならず見る ・嘘をついてはいけない ・想像で描くのは自爆 ・嘘を描く場合でも、本物を見ろ ■省略しない ・最後まで描く ・顔で終わらない ・バストアップで終わらない ・ディテールを略さない ・細い線で描く ■ライバルを作る ・相手よりも上手くなりたいと思え ・達成可能な目標地点を作る ・時には自惚れろ ■自分を追い込む ・絵を描かなきゃいけない状況を作る ・毎日○枚は描く、という目標を立てる ・頑張らなければ一生絵は下手糞だ ■自分より上手い人に見てもらう ・間違った部分を理解する ・正しい指摘をしてく
あなたの周りに、「よく怒る人」「なかなか許してくれない人」はいませんでしょうか。 それは、その人の●●が、●●だからです。 今夜はそんな場合の、答えになる話をお届けします。 というわけで、今夜もメルマガ「セクシー心理学」から、こんな話を。 ◆ 許さないのは、○○です。 実はフランスの心理学者であるサストールは、800人の成人男女を対象にして、性格傾向について調べました。 その上で、「あなたは、誰かが自分にしたイヤな行為を、どれくらい許せますか?」と聞いたのです。 その結果。 性格的に健康的である人ほど、「許せる」と判断することが多くなりました。 逆に性格面に問題がある人ほど、「許せない」と判断することが多くなったのです。 いえ、当たり前といえば、当たり前の結果かもしれません。 しかし個人的に、非常に重要な真実だと思うのですが、いかがでしょうか。 よく企業にたいして、批判を繰り返す人がいます
第131回 部長になれる人、課長で終わる人 株式会社武蔵野 社長 小山 昇氏 2008年11月11日 あなたは今の会社でどうしたら管理職に出世できると考えますか? おそらく大部分の方が「良い成績を上げたら管理職に出世できる」と答えるのではないでしょうか。それは多くの場合、間違いです。冷静に考えてください。プレーヤーとして優秀な社員が、マネジャーとしても優秀であるとはまったく限らない。 これは「逆もまた真なり」です。マネジャーとして優秀な資質を持っているのに、プレーヤーとしては全然駄目の社員もいる。そういう人を、「成績が悪いから」との理由だけで、いつまでもプレーヤーの位置にとどめておくのは、組織にとっては大きな損失です。 一般論としては、優秀な成績を上げる社員は資質的にも優秀でしょう。しかし成績「だけ」でその人を見極めたりすると大きく誤ります。人間は多面的な存在ですから、一つの物差し
Better | Kung Fu Grippe 何があなたを幸せにしてくれるのですか? 何が最も充実感を与えてくれるのですか? あなたは何に時間を使っていますか? それはあなたの「関心」を投じるだけの価値があるのですか? 最近何度も紹介している 43Folders の Merlin が、彼の個人ブログ Kung Fu Grippe の中で中途半端なクオリティの情報を繰り出すだけのメディアとブログ界に対する厳しい批判を繰り広げていました。いつものユーモアに満ちた文章よりもずっとシリアスで、だからこそ心に迫ります。いろんな反感を買いそうですが、一読に値する内容だと思いました。 彼は最近のネットの流れを俯瞰して、政治談義や、セレブのうわさ話、かわりばえのないビジネスニュース、テクノロジーの評論、変なニュース、そして一般ユーザーの作ったコンテンツのすべてが、一つ一つは「ふーん」「へえー」といったそ
今、金融危機のニュースを中心に、不景気な話が世の中、飛び交っています。 株価の大幅下落、急激な円高、アイスランド等の国家的危機、SONY等の輸出関連企業の業績悪化、・・ 上げればキリがないほど、世の中不景気なニュースばかり。 情報収集力のある人であればあるほど、この不景気なニュースが入ってきます。 第2次世界大戦前の金融恐慌の時は、アメリカでは4人に一人は失業者だったとか、後どれくらいこの不況期は続くであるとか、経済専門家のブログなどを読むと、更に不景気な話が入ってくる。 更に、論理的思考力の高い人になると、「この不況の原因は何だろうか?」、「不況がもたらす自分のリスクは?その回避策は?」「自分の身をどう守ろうか?」など、「脅威からから身を守る策」ばかりを考えてしまうようになります。 多くの情報に基づく、冷静な分析を行い、論理的な判断を下していく。そのような事ができる人がとても増えています
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