ネットの利用はスマートフォンで完結するため、PCとキーボードに不慣れな人が増えている──そんな需要をにらみ、使い慣れたスマートフォンをPCのキーボードとして使えるようにする“スマホネイティブ”向けハードウェアを開発した大阪の企業がある。 システム開発を手掛けるインター・ラボ(大阪市)が6月20日に発表した「FlickTyper」は、PCとAndroidスマートフォンの間に挟んでUSB接続することで、スマートフォンからPCの文字入力や操作を行えるようにするデバイスだ。 スマートフォンをPCのキーボードやタッチパッド代わりに利用できるアプリはこれまでもあった。だがその多くは、PC側に専用ソフトをインストールして常時起動しておく必要がある。 FlickTyperの特徴は、PC側に専用ソフトをインストールする必要がないところだ。OSが備える入力インタフェース用の標準ドライバを使用するため、Flic