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ブックマーク / blog.livedoor.jp/lalha (10)

  • 成長しないプログラマーの7つの悪習慣 : 小野和俊のブログ

    はてブのホットエントリで「成功できない人たちが持つ7つの悪習慣」という記事を見かけたのだが、ライフハック系のやエントリは胡散臭く感じるところがあってあまり好きではない私から見ても、これは確かに、と思える内容で、プログラマーについても同じことが言えると思ったので、エントリにまとめてみた。 ・自分の理解力不足を技術のせいにする。すぐ理解できない技術や、普段自分が使い慣れてない技術は「キモイ」、「自分には合わない」などといってすぐ学習を放棄する。 ・他人の非に非常に敏感。使っているライブラリや人が書いたコードに少しでもバグが見つかると、「使い物にならない」、「書き直した方が早い」などとすぐ口にする。 ・環境がよく壊れる。「このPC不安定」、「また開発環境がおかしくなった」、「OSから入れ直さないと」といったように、作業環境が頻繁におかしくなる。たいていは自分で必要なファイルを消してしまったり上

    成長しないプログラマーの7つの悪習慣 : 小野和俊のブログ
  • プログラマー面接時の技術的な質問事項(アプレッソ版) : 小野和俊のブログ

    技術者・SE・プログラマ面接時の技術的な質問事項というエントリをはてブで見かけたのだが、私もjavaプログラマーの面接を割とよくやっているので、よく質問する内容をまとめてみた。 (ちなみに、基的にコーディング面接の形態を取っている) プロジェクトの性質にもよると思うが、私の場合には、情報処理技術者試験的に基礎が満遍なく抑えられているかどうかよりも、 すぐ答えが見つからないような課題に対して、きちんと自分でやり方を考え、対応することができるか 「変な」コードをコミットしたりしないか(見つけにくいバグを混入させるとか、汚いとか、遅いとか)といった点を重視している。 まず、何を知っているかよりも、どんなものを作れるか、どんなことができるか、という質問。 ここで強烈な回答が来る人は、たいていここより下の質問は「あー、はいはい」という感じでサラッと答えてくることが多い。 これまでに携わってきた開発

    プログラマー面接時の技術的な質問事項(アプレッソ版) : 小野和俊のブログ
  • 「小さなソフトウェアベンダー」という選択肢 : 小野和俊のブログ

    「Eric Sink on the Business of Software」読了。献感謝。 みんな大好きジョエル・スポルスキーも大絶賛の書であるが、とても面白かった。 そして、書で指摘される図星としか言いようのない的を得た指摘の数々がつぼにはまり、読みながら頻繁に声を出して大笑いしていたので、家の中で不審がられた。 私たちは、独創的なアイデアでソフトウェア業界の勢力図を書き換えてしまった人たちや、一夜にして巨万の富を手にした人たちにばかり興味が向きがちだ。 しかし、著者はそれに対してはっきりと「No.」を突きつける。 自分たちのソフトウェア製品を持ち、しかし大企業化を志向しない企業のあり方を、著者は「小さなISV」と呼ぶ。 それを私たちがなぜしようとしないのか、著者は次のように分析する。 1. 私たちはそれを見たいと思わない (巨大なマーケットばかり意識して、ニッチマーケットで優れ

    「小さなソフトウェアベンダー」という選択肢 : 小野和俊のブログ
  • プログラマーにとっての読み書きそろばん : 小野和俊のブログ

    基礎的な学力を表す言葉として読み書きそろばんという言葉があるが、 私はプログラミングについても読み書きそろばんに当たるものがあると思っている。 まず読みというのは、プログラムを読む能力である。 たまに、人の書いたソースを見て、すぐに 「全面的に書き直さないと使い物にならない」とか、 「グチャグチャですよ」とか、 「気持ち悪い」といったことを口にする人がいるのだが、 多くの場合、なぜそのように感じるのかを聞いてみると、 単に自分が今まで書いてきたコードと違ったスタイルで書かれている、 ということだったり、ごく一般的なデザインパターンが使われているのに、 そのデザインパターンを自分が知らないだけで 「わかりにくくて読めない」などと言っていたり、 人のコードを使い物にならないと簡単に口にする人であればあるほど、 その人自身が使い物にならない、という傾向がある。 もちろん、全体の整合性を取るために

    プログラマーにとっての読み書きそろばん : 小野和俊のブログ
    smartstyle
    smartstyle 2008/10/01
    これでレベル高いとか言ってる人って...。
  • 「酒たまねぎや」に行ってきました : 小野和俊のブログ

    以前から、神楽坂に都内でトップクラスの日酒を揃えている「酒たまねぎや」という店があるという噂を聞いていたのだが、今週火曜日に行ってみたところ、日酒と刺身が想像を絶する美味しさだった上に、「おしゃれでない一杯飲み屋」を自称する店の雰囲気が、かつて足繁く通った新宿のバー・アカシアと共通するところがあり、非常に気に入って、昨夜も一人で酒たまねぎやを訪れたのだった。 店に足を運ぶ前に「たまねぎや」でウェブを検索したところ、酒たまねぎやのウェブサイトがヒットしたのだが、かなり政治色が強く、色づかいもアングラサイトっぽかった上、神楽坂に酒蔵をつくるプロジェクトを進めているKQZ氏からTwitterで「たまねぎやでは政治の話はしないように」と釘をさされ、正直かなり尻込みしたのだが、いざ店に入ってみると、そうした不安が吹き飛ぶようなクオリティの酒と刺身とが待っていたのだった。 事中に写真を撮る習慣が

    「酒たまねぎや」に行ってきました : 小野和俊のブログ
  • ソフトウェアビジネスのスケーラビリティと経営戦略 : 小野和俊のブログ

    昨日書いたエントリについて、shi3zさんから返信エントリをもらった。 後半のリーダー論については100%同意するとして、それ以外にshi3zさんが指摘しているのは次のような点だ。 (1) ビジネスにおける戦闘の主役は営業マン、代理店ビジネスの会社は最前線で仕事をしているとは言えない (2) ITビジネスの世界では競争意識がなければ成功できない。外の敵とどう戦うかを意識しないと、江戸幕府のように敗北する > ビジネスにおける戦闘の主役は営業マン、代理店ビジネスの会社は最前線で仕事をしているとは言えない もともとはアプレッソも直販メインの会社で、私も含めてエンジニアが製品の説明にお客さんのところに出向いて、DataSpiderの説明をしたり、目の前でDataSpiderを使ったシステムのプロトタイプをペアプロでつくったりしていた。この仕事の仕方は、現場の喜びと悲しみを直接肌で感じるための最短

    ソフトウェアビジネスのスケーラビリティと経営戦略 : 小野和俊のブログ
  • 小野和俊のブログ:アプレッソのジョエルテスト判定結果

    今週末は熱海の温泉に行ってきた。 行き帰りの新幹線で読んだJoel on Softwareは衝撃的に良かった。 このはソフトウェア開発に携わるすべての人が読むべきだと真剣に思う。 中でも第三章に書かれているジョエルテストが面白かったので、 これをアプレッソに当てはめて判定してみることにした。 現在のアプレッソでは、12のテストのうち、10項目が当てはまっている。 該当する項目が2から3の会社が圧倒的に多いということなので、 判定結果としてはかなり良い方だと思う。 しかし、今は導入した後でその効果を知っているから全面的に賛成できるのだが、導入する前は、 「今のままで特に大きな問題があるわけでもないし、 新しい方法を導入することにはリスクも伴う。 このままでも良いのではないか。」 という理由で導入を躊躇したものも多かった。 これらはどの項目についても、マネージャーがどんなに反対したとしても

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    smartstyle
    smartstyle 2008/08/29
    そろそろジョエルオンソフトウェアを再読しておきたい。
  • 「見せ場」について : 小野和俊のブログ

    先ほど打ち合わせをしていてふと思ったのは、 「見せ場」というのは大事だということだ。 自分に与えられた役割を最低限こなしたり、 期待される範囲内で淡々と進めていくというのも良いのだが、 うおっ、ここまでやるか、というサプライズの瞬間を目の当たりにすると、 一緒に何かに取り組む仲間としてはこの上なく頼もしく感じるし、 逆に自分がそうしたサプライズを与えようと目論んでいるときには、 寝忘れて無我夢中で没頭できるものである。 例えばちょっとした社内のプレゼンで、 これまでと変わり映えのしないプレゼンで良いところを、 聴衆が口を開けてポカンとしてしまうような資料を用意して臨んだり、 1ヶ月かかるだろうと思われたタスクを猛烈に集中して数日で終わらせて見せたり、 こんなものが世の中に出てきたらビックリするだろうなというソフトウェアを 企画するだけでなく自分の手で実装して世に出してみたり、 普通に家で

    「見せ場」について : 小野和俊のブログ
  • 小野和俊のブログ:エンジニアの進むべき道についてエジケンのブログを読んで考える

    エジケンこと江島健太郎の1週間ほど前のエントリにはどのような意味があったか。 それは一言で言えば、確かな能力を身に付けるよりも、確かでない何かに向かっていくことこそがエンジニアの進むべき道なのだと、エンジニアが目指すべき方向性を再定義したことにあると思う。 一方で、エジケンが提唱し自ら実践しているエンジニア像とは、こんなものがあったら人の生活が大きく変わるかもしれないという、これまでの経験を総動員していると言いながらも結局は直感でしかないその不確かな感覚に身を委ね、しかも Google よりも何よりも客観的に見たとしても今自分がやっていることが世界で一番ホットだと言い切りながらもその確信と同じくらいの確率で起こりえる失敗の可能性を自覚しつつ、しかしそれでもその不確かな方向に進んでいく、そんなエンジニアである。大成功した人が後に美談としてこういうことを語ることはよくある。しかし今まさにチャレ

    小野和俊のブログ:エンジニアの進むべき道についてエジケンのブログを読んで考える
  • 小野和俊のブログ:バランス感覚を身に付けると、コミュニケーションの角と同時に能力の角も取れることがある

    分裂勘違い君劇場 - 優秀な人材に変身するキッカケに出会うか、未熟なまま老いていくかで述べられている内容について。 intelligent ではあるが wise ではないために今一アテにできない、という人にはいくつもの心当たりがあって、そういう人とうまく仕事をしていくことができなかった頃のもどかしさが蘇って来るようで、古傷に指を入れてこじ開けられるようで読み進めるのが辛かった。 一方で考えなければならないのは、物事を大きく変えるような提案というのは、実は往々にして、intelligent だけれども wise ではない人たちから出て来ている、ということである。 wise ではない人の意見は、第一印象として、マネージャや周囲の人たちから見てムッとする意見であることが多い。そのネガティブな反応の内訳は、ただでさえやることが山積みなのに新しい方法の導入を提案することに対する反発であったり、誰も問

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