ソフトウェアビジネスのスケーラビリティと経営戦略 : 小野和俊のブログ

昨日書いたエントリについて、shi3zさんから返信エントリをもらった。 後半のリーダー論については100%同意するとして、それ以外にshi3zさんが指摘しているのは次のような点だ。 (1) ビジネスにおける戦闘の主役は営業マン、代理店ビジネスの会社は最前線で仕事をしているとは言えない (2) ITビジネスの世界では競争意識がなければ成功できない。外の敵とどう戦うかを意識しないと、江戸幕府のように敗北する > ビジネスにおける戦闘の主役は営業マン、代理店ビジネスの会社は最前線で仕事をしているとは言えない もともとはアプレッソも直販メインの会社で、私も含めてエンジニアが製品の説明にお客さんのところに出向いて、DataSpiderの説明をしたり、目の前でDataSpiderを使ったシステムのプロトタイプをペアプロでつくったりしていた。この仕事の仕方は、現場の喜びと悲しみを直接肌で感じるための最短

[kodaif]

"同時に「ゴールキーパーまで相手のゴールに攻め込むフォーメーションなきサッカーチーム」のように、単純に経営者が役割分担とリスクヘッジという経営判断を怠っているケースがあるので、要注意である。"

[MOZZ]

汎用的なソフトウェアを作成することができれば、SAPのようにその導入コンサルのみで人月ビジネスにはなるけど、純粋にソフトウェアのみで収益を作るのは難しい。

[sota-k]

「現場の声が聞こえなくならないよう、直接販売をある程度残しつつ、間接販売をメインに据える、というのが、ソフトウェアビジネスのスケーラビリティを考慮した上でのアプレッソの経営戦略だった。」

[sankaseki]

小野和俊のブログ:ソフトウェアビジネスのスケーラビリティと経営戦略

[takuya-itoh]

汎用的なソフトウェア -> "お客さんごとに毎回訪問してソフトウェアの説明をし、トラブル発生時にも毎回直接対応していくモデルだと、原材料なしに複製可能というソフトウェアの産業的特性が十分に活きてこない"

[maki_lax]

ソフトウェアのビジネスは、パッケージビジネスであれ、ウェブのサービスであれ、スケーラビリティがなければある程度以上伸びない、ということだった。

[tama_space]

この議論の中にユーザーからの視点が加われば、より有意義なものになると思う。ユーザーと言ってもシステム部門やら実際に使うエンドユーザーやら色々だけど、リテラシーのあるユーザーもいるはず・・・と思いたい

[shigeo-t]

直販か間接販売かってことでいえば、単なる売上・利益を得るための手段・手法に過ぎない。MSはどう？ほとんどOEMと間接販売。IBMやGoogleは直販主体か（正しい数字を把握してないが）？そこは論点ではないのではないか。

[koemu]

小野さんと清水さんのエントリをセットで｜お二人はとても大切な話をしていらっしゃると思っているのだけれど、はてぶ数が少ない。関心を持つ人が少ないのだろうか。

[fromdusktildawn]

セブンイレブンの会長はライバル会社の調査分析をするな、と社員に言っている、と本に書いてあったな。ライバルよりも、今はよく見えてない顧客の真のニーズを見いだすことにに意識を集中した方が勝ちやすい気がする

[hrys]

いろんな戦闘があるように、いろんな立ち位置でいろんな戦略がある。。。うーん、もっと違う観点か？｜ほんと考えされられます。

[craft-works]

場外乱闘（プロレス的な意味で）

[vanish_l2]

なんかこういう憎しみとかがなく、かつお互いの主張をきちんと言い合えるテンポのいいやり取りは気持ちがいいですね。

[konaze]

"一つのアプローチに過ぎないんじゃないの？" 小野さんと清水さん。面白いやりとりだなぁと思う。近いみたいだし2人で話せば済むことを僕らに公開してくれてることは、凄く価値があるような。

[Toyolina]

http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20080806/1217988294　と合わせて読む