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2007年9月11日のブックマーク (6件)

  • 小野善康「不況のメカニズム ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ」 - 備忘録

    不況のメカニズム―ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ (中公新書) 作者: 小野善康出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/04メディア: 新書購入: 10人 クリック: 121回この商品を含むブログ (57件) を見る 08/21/07付けエントリーは書について書いたものではないが、一部の論点は書に対しても当てはまるように思う。書に関して気になっている論点は以下の通り。 不況が「特殊な状況」であるとの見方をせず、不況均衡のような状況も生じ得るとする点。また、この点は、ニュー・ケインジアンとは明確に異なるとしている。その背景には、「有効需要の原理」によって、逆向きの因果関係で物価や賃金が決定されるとの見方がある。 中央銀行が量的緩和や低金利政策へのコミットメントを行っても、(流動性プレミアムは低下せず、)民間投資は拡大しないとする点。その背景には、流動性はいくら

    小野善康「不況のメカニズム ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ」 - 備忘録
  • 有害コミック規制の波に巻き込まれた『百八の恋』と『ラブリン・モンロー』 - 空中の杜

    ※2014/12/13注:この文章は2007年に書いたものですが、そのあと当に都条例問題とか児童ポルノ法もにおける表現規制にかかわる問題とかいろいろ表現規制系の動きが出て来たのでなんともな。という感じで2007年の文章をお読み頂ければと。 ~~~ なんか松文館裁判とかこの前の成年同人誌摘発もあり、そして前回の大波からちょうど15年が経っていることもあるので「有害コミック運動がそろそろ来るんじゃないかなあ」と思っている人も少なくないとのではないでしょうか。 わからない人のために15年前(1990年代前半)に起こった有害コミック運動の経緯をおおざっぱに説明しますと、1990年代初頭、各地の条例などで「有害図書」にコミックが指定され、それが広まったことに端を発するコミック規制運動です。これらはいわゆるエロ漫画雑誌のコミックだけではなくて、『ヤングサンデー』やはては『月刊少年マガジン』などの漫画

    smicho
    smicho 2007/09/11
    15年前(1990年代前半)に起こった有害コミック運動の経緯
  •  セカンドライフの取付け騒動(山形浩生「エコノミスト」を読み解く、クーリエ・ジャポン) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    僕はセカンド・ライフ未体験なんですのよ、オホホホホ。しかしよく事情がわからないけれどもリンデンドル(セカンドライフの通貨)とドルは固定為替(ペッグ)制で結ばれているのか。投機アタックの必要条件をみたしているわけですね 笑。 COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 10月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/10メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る (以下、コメント欄のBaatarismさんの指摘により訂正) しかし『中央公論』では梅田望夫氏がセカンドライフのいいところ問題点は、「同時性」(交渉する主体に同じ時間をすごす制約を課す環境条件)を求めないるところにある、といっているけれども、この山形さんとエコノミストの記事を読むかぎり、同時性を利用した投機アタックの必要条件をきちんとみたす律儀さ(笑)を保持

     セカンドライフの取付け騒動(山形浩生「エコノミスト」を読み解く、クーリエ・ジャポン) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 経済のデュアル化とデュアルカレンシー論=そして解決策は… | 本石町日記

    総研から「忍び寄る経済『デュアル化』の危機とその阻止に向けた戦略」というリポートが出ていた。こちらです。「デュアル化」とは、前から何度か触れているように「経済構造の分断」の言い換えだ。でも、デュアル化はそのまま「デュアルカレンシー」と言えるので、うまい表現だなと思った。「経済構造の分断に際し通貨分離を考える」と表現するより、「経済のデュアル化に際しデュアルカレンシーを考える」の方がカッコよい(笑)。 ところで、デュアルカレンシー論は考えるのは面白いが、解決策としてはあまりにも非現実的。地域を通貨圏で区切れば、優等国民・劣等国民のような差別意識が生じる恐れもある。将来、格差が縮小してめでたく通貨統一となっても、統一ドイツで旧東ドイツ国民が微妙に蔑視されたのと似た状況が再現されないとも限らない。 同リポートによれば、このままデゥアル化を放置すると「『成長産業セクター』での賃金増が限られ富の

  • 「Second Lifeの可能性に賭けている」――電通の展望 - ITmedia News

    電通がSecond Life開拓を進めている。複数の島(SIM)を確保し、企業や大学を誘致する「バーチャル東京」を8月23日にオープン(関連記事参照)。すでに東京放送(TBS)とみずほ銀行がバーチャル東京で活動を始めたほか、慶応義塾大学の参入も決まっている。 ただSecond Lifeは、日人ユーザーが少なかったり、操作性が悪くサーバも不安定――などといった課題が指摘されており、企業が大々的に参入するには時期尚早ではとも指摘されている。 「確かにSecond Lifeには課題は多い。ユーザー数も少なく、今は広告価値もない」と、電通メディア・コンテンツ計画局企画調査部スーパーバイザーの粟飯原(あいはら)健氏も認める。それでも同社が開拓を進めるのは、Second Lifeの可能性を信じているから。「3次元仮想世界は今後進化する。その可能性に賭けている」 なぜ電通がSecond Life 粟飯

    「Second Lifeの可能性に賭けている」――電通の展望 - ITmedia News
  • 萌え理論Blog - 西洋シンボル文化と日本イメージ文化(1)

    西洋文化と日文化 深く考えないで捨てるように書く - リアルな絵、デフォルメ絵 傾向として、日人はデフォルメされて輪郭のはっきりしたかわいい絵柄を好み、欧米人はリアルで陰影の強い立体的・写実的な絵柄を好む、というのはあるようには思う。 なぜそうなのか、はわからないが、遺伝子上にそういう情報があるとは思えないから、後天的に獲得される、文化的な理由なのだろう。 ええ、ネットゲーム「セカンドライフ」だとか、顔が濃くて日人受けしない、ということですよね。西洋文化との違いという話は、日だと100年以上前から話題になって、未だに人気のあるテーマなので、いつか書いてみたいと思っていました。以下は私の個人的な思考が多分に余分に入っているし、粗が多くて説明不足な文章だと思いますが、それでも何とか、一つのまとまった説明を試みたいと思います。ちなみに、モンゴロイドとかコーカソイドとか、遺伝子によって受容

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