携帯型ゲーム機のワイヤレス通信機能を利用し、電子コミックを配信する株式会社リブリカが、ゲームソフト開発のトーセと大手出版4社との共同出資で設立された。 会社の目的はデジタルコンテンツ配信サービスの企画と運営である。その第1弾として任天堂のWiiを利用したインターネット配信型電子コミック配信サービスを行う。Wiiは今年1月の段階で国内500万台を販売したゲーム機だけに、多数のサービス利用者が期待できる。 この配信サービスでは、Wiiがインターネットに接続していれば、閲覧用の専用プレーヤーの購入することで、誰でも利用できる。また、WiiからニンテンドーDSへ持ち出す機能なども検討中で、今後はWiiならの機能も開発されそうだ。 今回注目されるのは、新会社リブリカの出資に角川書店、講談社、集英社、小学館の4社が並んだことである。4社は国内の大手の出版社であると同時に、マンガ出版でも大きなシェ