フランス人として、そしてテロを受けた国のライターとして ボンジュール、皆さん。お久しぶりの方も、初めましての方もいらっしゃるでしょう。ファミ通ドリームキャストを初めとして、そのころからいくつかのファミ通グループの雑誌にコラムを書いているグレグと申します。15年間、「フランスで“和ゲーム”はどういう風に受けとめられているか」ということを書いてきました。 今回、パリ在住の身として、あのことについて触れたくて原稿を書きました。テロの話です。 僕は元気といえば元気なんですけど、やっぱりパリ在住のフランス人として、そして被害者の知人として、元気はあんまりないですね。もちろん、皆さんはすでにいろいろなところで情報を得て、解析したり理由を読んだりしていると思いますが、フランス人として、そしてテロを受けた国のライターとしてゲームをめぐる文章を書いたら、きっと誰も読んだことのないものになるだろうと思いました