ライブドア事件は1月16日の東京地検によるライブドア本社、新宿のサーバー、社長宅の一斉捜索で、スタート。マスコミ情報の共通項からいえば、役員からの事情聴取が済み、その結果、堀江社長はじめ4人が逮捕される。一方、ライブドア側は、違法行為にあたらないと主張を行っている。解釈の違いということだろう。東証は一時は即時上場廃止をほのめかしたものの、有罪にならなかった場合、自分の方が取引所廃止に追い込まれることに気付き、意味のないマイルドな方法をとる。そして、システム不備が露呈。 そして、マスコミは特にフジテレビをはじめ、推測と地検からの情報操作に乗り、犯罪行為と断定し、世論を煽っている。 ところで、ここまでの報道をみていて、少しは企業会計のことを知っている人なら、ずいぶん首をかしげている向きも多いはずだ。方法が古典的過ぎる。 まず、 1.連結前の会社の利益を取り込み、単独決算をよく見せた件。 よくあ
江戸時代、江戸を中心とした五街道というのがあり、日本橋を基点としていた。もっと正確に言うと、日本橋から南に向かうのが、東海道と甲州街道。北に向かうのが奥州街道と中山道。日光街道は奥州街道から途中分かれる。 そして、その後、明治末期に石造りの洋式橋として架け直され、今日にいたるのだが、問題は、東京オリンピックのどさくさにまぎれて完成した首都高速環状線が、日本橋の上空をふさいでしまったために、いつも真っ暗な上、景観が台無しになったことだ。橋といえば日本全体でガッカリ橋が多い(めがね橋、はりまや橋・・)が、それ以上の世界規模のガッカリ度だ。このあたりは2005年3月4日号弊ブログ「日本橋の今昔」に記したのだが、最近、非常に大きな動きがあった。小泉首相が「一声」放ったわけだ。12月26日の毎日記事から引用する。 ******* 小泉純一郎首相は12月26日、奥田碩日本経団連会長ら4人の有識者を首相
志村けんに似た男が釈明会見をしているのをテレビで見た。姉歯という一級建築士が、せっかく作った設計図を、一旦、強度計算で満足な数値を得たあと、設計改ざんして、鉄骨や鉄筋の本数を減らし、ノーチェックの民間建築確認士を利用し、21棟(内6棟は建設中)がすり抜けていたということ。どうも家族の病気とかあるらしいが、何ら言い訳にはならないだろう。姉歯の下の名前が「秀次」という歴史上不吉な名前であるのも気になる。 何となく商売をしている市川というエリアから、同窓生ではないかとの疑念があったのだが、さすが全国組織のNHKが出身情報を公開したらしい(放火犯をつきとめるのには時間がかかるくせに)。まったく違う筋だったので、遠慮なくマナイタに乗せることにする。 そして、まず思い出してほしいのは、今年7月23日に東京で起きた地震だ。一部の地域では震度5強を記録したにもかかわらず、非常待機要員だった都庁職員が近くの
よく講演会や懇談会に出席するが、「ああ良かった」ということはめったにないのだが、今回は例外的に、非常に良かった。正式な演題は「日本経済と社会保障の改革」。講師は、近藤正晃ジェームスさん。ちょっと妙な名前だが、その件は触れない。1990年に大学卒業で、現在はNPOである日本医療政策機構副代表理事で政府の社会保障改革の医療部門でのアドバイザーになっている。数日前に都内某所での講演だが、公開可能日が9月30日となっていた。 産業構造と生産性 まず、講演は妙な話から始まる。日本の産業就業動向(第1次、2次、3次産業)と、その米国との生産性の比較の話だ。まず農業を中心とした1次産業の一人当りの生産性は、米国の15%と圧倒的に不経済だが、人口比が5%と少ないので無視(よく考えると、農林水産省など不要なことがわかる)。次に第二次産業(工業)では、ほぼ米国と生産性は同じということになる。そして問題は第三次
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