国連児童基金(ユニセフ)は1日、北朝鮮が中国のシノバック・バイオテック(科興控股生物化学)製新型コロナウイルスワクチン約300万回分について、被害が深刻な国に送るべきとして受け取りを辞退したと発表した。写真は1月14日撮影(2021年 ロイター/Willy Kurniawan) [1日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は1日、北朝鮮が中国のシノバック・バイオテック(科興控股生物化学)製新型コロナウイルスワクチン約300万回分について、被害が深刻な国に送るべきとして受け取りを辞退したと発表した。 発表によると、北朝鮮当局はワクチンの世界的な供給量が限られている一方、他の地域で感染者の急増が続いていると指摘したという。北朝鮮ではこれまでに感染者が確認されておらず、国境閉鎖や国内旅行の制限など厳格な対策を行っている。