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ブックマーク / blog.livedoor.jp/yamasitayu (2)

  • 森山優『日米開戦と情報戦』(講談社現代新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    12月12 森山優『日米開戦と情報戦』(講談社現代新書) 7点 カテゴリ:歴史・宗教7点 「なぜ、日は敗色濃厚な対米戦争に突入してしまったのか?」 これは今まで何度も問われてきた疑問で、多くの論者が論じてきた問題です。その問題には日米英のインテリジェンスという視角から光をあてると同時に、その意思決定の過程を緻密に論じた。 複雑な意思決定の過程を日米英の視点から細かく追っているので、最初は少し読みにく感じもあるのですが、ある程度読み進めて、各国の意思決定のパターンがつかめてくるとパズルのピースがはまっていくように面白く読めると思います。 目次は以下の通り。 序章 日米は、なぜ戦ったのか 第1章 政策決定とインテリジェンス 第2章 「南進」と「国策」 第3章 独ソ開戦と南部仏印進駐 第4章 対立の深化から破局へ 結論 誰が情報戦の勝利者だったか このの序章に、「一般的に、日は先の大戦で

    smicho
    smicho 2016/12/13
  • 坂井豊貴『多数決を疑う』(岩波新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    5月11 坂井豊貴『多数決を疑う』(岩波新書) 9点 カテゴリ:政治・経済9点 サブタイトルは「社会的選択理論とは何か」。単純な多数決の問題点を指摘し、その代替案、さらには多数決に依拠している現在の政治のこれからのあり方を問う非常に面白いになっています。 個人的にこのが素晴らしいと思った理由は2つあって、それは(1)社会的選択理論を初歩から丁寧かつ明晰に説明している点、(2)明晰であるがゆえに著者との根源的な政治観や人間観の違いが明らかになって政治に対する認識がより深まった点、の2点です。 まずは(1)の部分から。 社会的選択理論の入門書というと、佐伯胖の『「きめ方」の論理』あたりが有名だと思いますが(佐伯胖のでは「社会的決定理論」となっている)、さすがにもう35年も前のですし、何よりも300ページ近い、それなりに専門的なです。 また、社会的選択理論に触れたの中には、いきなり「

    坂井豊貴『多数決を疑う』(岩波新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
    smicho
    smicho 2015/05/11
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