タグ

ブックマーク / www.nips.ac.jp (3)

  • リハビリテーションは脳の配線を変え、機能の回復を導く ―脳卒中後の麻痺肢の集中使用による運動野-赤核路の増強は、運動機能の回復と因果関係を有する―

    リハビリテーションは脳の配線を変え、機能の回復を導く ―脳卒中後の麻痺肢の集中使用による運動野-赤核路の増強は、運動機能の回復と因果関係を有する― 脳卒中後のリハビリテーションは運動機能の回復にとって重要です。これまでに、脳卒中後に集中的にリハビリテーションを行うことで、神経細胞の突起の伸びが良くなる事などが報告されていました。しかし、リハビリテーションによる神経回路の変化と運動機能の回復との間に因果関係があるかに関しては解明されていませんでした。 今回、自然科学研究機構 生理学研究所の伊佐正教授と名古屋市立大学大学院医学系研究科の飛田秀樹教授および石田章真助教を中心とする共同研究チームは、脳出血を生じさせたラットに集中的なリハビリテーションを実施させる事で、運動機能を司る大脳皮質の「運動野」*用語1から進化的に古い部位である脳幹の「赤核」*用語2へと伸びる軸索が増加し、この神経回路の強化

    リハビリテーションは脳の配線を変え、機能の回復を導く ―脳卒中後の麻痺肢の集中使用による運動野-赤核路の増強は、運動機能の回復と因果関係を有する―
    smicho
    smicho 2016/01/15
  • "光沢"を見分ける脳の神経細胞を発見

    内容 人は、物をみただけで、その“質感”を判別しています。なかでも、「キラキラ」や「ピカピカ」「テカテカ」といった物の“光沢”は、見ただけで脳の中で瞬時に判断していますが、その脳内での仕組みは分かっていませんでした。今回、自然科学研究機構生理学研究所の西尾亜希子研究員、小松英彦教授らの研究グループは、霊長類動物の脳の中に、“光沢”を見分ける特別な神経細胞群があることを世界で初めて発見しました。この脳神経細胞は、物の形や照明によらず光沢を見分けられることができます。研究成果は、米国神経科学会誌(ザ・ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス、2012年8月1日号電子版)に掲載されました。 研究グループは、同じ形で33種類の光沢をもつ物体をコンピューターグラフィックで作成。この33種類の物体を、ニホンザルに見せたときの脳の活動を記録しました。その結果から、脳の大脳腹側高次視覚野の下側頭葉と呼ばれる

    smicho
    smicho 2012/08/10
  • ガラスのコップ?プラスチック? ~ 見ただけで瞬時にモノの素材を判別する脳の仕組みを解明~ ー「質感」認知の脳機能解明に第一歩 ー

    ガラスのコップ?プラスチック? ~ 見ただけで瞬時にモノの素材を判別する脳の仕組みを解明~ ー「質感」認知の脳機能解明に第一歩 ー 内容 私たちは普段から、目でモノを見るだけで、そのモノの形や場面がどういったものなのか、瞬時に判別して理解することができます。このとき、実際には、モノの形だけでなく、たとえば、それが固い金属なのか、石なのか、または、水のように流れるものなのか、そのモノの素材も判別することができます。瞬時に素材を判別することができるからこそ、モノを触ったり、つかんだり、すくったり、上手に行動することができるのです。しかし、これまでの研究ではモノの“形”を判別する脳の働きの解明は進んできたものの、このようなモノの素材の判別が、脳においてどのように行われているのか、ほとんど明らかにはなっていませんでした。今回、自然科学研究機構・生理学研究所の小松英彦 教授および郷田直一 助教の研究

    smicho
    smicho 2011/05/30
  • 1