2019.09.04 【寄稿】日韓間の真の問題は信頼-河野太郎外相 問題は2国間の約束が守られるか否かであると述べる。河野外相がブルームバーグ・ニュースに寄稿した 日韓関係は現在、第2次世界大戦中の旧朝鮮半島出身労働者に関する問題により、厳しい状況にある。この問題の核心は、1965年に国交を正常化させることを決定した際に二つの主権国家の間で交わされた約束が守られるか否かということである。 一部の人たちは、最近の日本の韓国に対する輸出管理の運用の見直しをこの旧朝鮮半島出身労働者問題と関連付けている。私は、これらの問題が完全に別個のものであると明言したい。 1965年に日本と韓国は、14年にわたる困難な交渉をまとめ、日韓請求権協定を締結した。同協定の規定に基づき、日本は韓国に対し、無償および有償を合わせ計5億ドルの経済協力(当時の韓国の国家予算の1.6倍)を行い、両国およびその国民の間の財産・
![Bloomberg Opinionへの寄稿(日本語)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0cfd7e77d0ae503cf63bba97abbd43962c2667b0/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.taro.org%2Fwp%2Fwp-content%2Fthemes%2Foriginal%2Fimages%2Fogimage.jpg)