2010年6月3日のブックマーク (1件)

  • “戦争の経験を問う”ことについて - Apeman’s diary

    以前にちょこっと言及した岩波のシリーズ「戦争の経験を問う」、笠原十九司さんの『日軍の治安戦――日中戦争の実相』が刊行されたのでいま読んでいるところです。同書では笠原さん自身の先行する業績として『岩波講座 アジア・太平洋戦争 5 戦場の諸相』に収録された「治安戦の思想と技術」が言及されているのですが、後者の目次と「戦争の経験を問う」の全巻構成を比較すると、このシリーズそのものが『戦場の諸相』の発展という側面をもっていることがわかります。笠原さん以外に両方に寄稿している研究者の書名(予定を含む)と論文名を「戦争の経験を問う」『戦場の諸相』の順に並べると次のようになります。 山田朗、『兵士たちの戦場――体験と記憶の歴史化』/「兵士たちの日中戦争」 吉田裕、『兵士たちの戦後史』/「アジア・太平洋戦争の戦場と兵士」 中村秀之、『〈特攻隊〉の系譜学――イメージと語りのポリティクス』/「特攻隊表象論」

    “戦争の経験を問う”ことについて - Apeman’s diary
    smtz8
    smtz8 2010/06/03
    『日本軍の治安戦』あとで読む(・・・という本ばかり増えていく・・・)