2010年8月6日のブックマーク (6件)

  •  一五年戦争 - 風日好

    「太平洋戦争」と書いてしまったので(^_^;)、ひとこと補正だけしておこう。 例えば、あの戦争で日はアジアを植民地化していた西洋列強と帝国主義戦争を戦ったのだとか、東京裁判は勝者による裁判であったとか、などなど、あるモメントだけみれば間違ってはいない言挙げをして、さてそれでどうするかというと、戦争を正当化したり戦争責任を棚上げにしたりする。盗人にさえ三分の理、ましてや複雑な歴史過程で一方の側に<理>が皆無であるなどというわけはない。だがもちろん、問題は、二分や三分の理ではなく、トータルな歴史である。 41年12月に、少なからぬ人々は、それまでの中国への軍事侵攻とともに心理的負担として蓄積されてきた、後ろめたさや屈からの一種の解放感を感じたのだった。その限りでは、当時すでに、明らかに連続した戦争を、非連続なものとして了解したいという心理があった。 どう言い繕っても、少なくとも31年以後の

  • ガザ地区の状況 - Arisanのノート

    http://mainichi.jp/select/world/news/20090101k0000m030034000c.html 年末にはじまったイスラエルによるガザ地区への大規模な攻撃は、すでにパレスチナ人の死者が400人近くにのぼっている上に、イスラエルが地上兵力を投入する構えを見せていて、想像を越える惨状を呈している。 この件については、もともとパレスチナ問題に関心のある人たちは、これがどれほど一方的な虐殺行為か分かるだろうが、多くの人には実態が飲み込みにくいのではないかと思う。 ガザ地区というのは、もともと67年の戦争以来、イスラエルが不当に占領し続けてきた地域である。パレスチナ難民の発生というのは、イスラエルが48年に建国されたときの事情(このときすでに、イスラエルの国軍や右派民兵による先住パレスチナ人への民族浄化的な虐殺が行われたことが分かっている)に由来するのだが、その後

    ガザ地区の状況 - Arisanのノート
    smtz8
    smtz8 2010/08/06
    『「一般市民」と「非市民」とのこんな線引きに、何か意味があるであろうか/見分けが付けがたいというだけではなく/「自国民の防衛」を理由として殺されることが正当化されるような人間など、一人も居るはずがない』
  • 虐殺の論理 - Arisanのノート

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000029-mai-pol 麻生太郎首相は3日、パレスチナ自治政府のアッバス議長と約15分間、電話で協議し、イスラエルとの停戦に向けて努力するよう求めた。また、イスラエル軍の空爆で被害を受けたガザ地区の救済のため総額1000万ドル(約9億円)規模の人道支援を行う考えを表明。このうち300万ドルを早急に実施する意向を伝えた。麻生首相は議長に「これまでの和平努力を高く評価しており、引き続き最大限支援する考えだ」と強調。議長は支援への謝意とともに、国連などを通じ即時停戦を呼びかける考えを示した。 「パレスチナ自治政府のアッバス議長」って、今起きてることの紛争当事者はイスラエルとハマスだろう。 なんでハマスに対して呼びかけないの? パレスチナの人たちがアッバス議長たちファタハのやり方を、自分たちの意思を代表

    虐殺の論理 - Arisanのノート
    smtz8
    smtz8 2010/08/06
    『大半の武装メンバーは、占領や弾圧・攻撃という状況さえなければ、きっとごく普通の若者であり/身内を殺された普通の人間が、武装組織のメンバーにならざるを得ない状況、それが占領の暴力性というものなのだ』
  • 晋冀魯豫辺区 - Wikipedia

    晋冀魯豫辺区(しんきろよへんく)は、中国共産党が日中戦争中に華北地区に設立した抗日根拠地。現在の山西省、河北省、山東省、河南省にまたがる地域に設置された。 概要[編集] 面積は15万平方キロメートル、117か県、2,500万人の規模。 首府は河北省武安市冶陶鎮におかれた。 辺区政府主席は楊秀峰、副主席は薄一波、戎伍勝、参議会議長は申伯純。 軍事上は晋冀豫軍区と冀魯豫軍区に大きく分けられる。晋冀豫軍区(司令員倪志亮、政治委員黄鎮)は八路軍第129師をもとに1938年4月編成され、太行、太岳及び冀南の3個戦略区で構成された。冀魯豫軍区(司令員黄克誠、政治委員崔田民)は八路軍第115師団をもとに1940年4月に編成され、豫北、直南及び魯西南地区で構成された。 1945年8月20日、中国共産党中央により正式に晋冀魯豫中央局(書記鄧小平)と晋冀魯豫軍区(司令員劉伯承)が成立し、太行、太岳、冀南及び冀

  • ショッカーか - 猿゛虎゛日記

    水曜日(5月14日)の朝日新聞(私が見たのは神奈川版)の9面には、「パレスチナ難民 苦境60年」という大きな特集がある。これは「トリポリ〈レバノン北部〉=井上道夫」と「カイロ=平田篤央」の記名記事。 一方、11面にある小さな無記名記事は、あいかわらずこんな感じ。 ガザから攻撃 高齢女性死亡 イスラエルも パレスチナ自治区ガザの過激派「イスラム聖戦」が12日、イスラエル南部の住宅地に向けてロケット弾を撃ち込み、帰宅途中だった70歳のイスラエル人女性が死亡した。 これに対し、イスラエル軍は13日、空からのミサイル攻撃でガザの過激派戦闘員1人を殺害した。 9日にはガザを支配するイスラム過激派ハマスが放った迫撃砲壇で、農場で働いていたイスラエル人男性が死亡。この攻撃に対し、イスラエル軍はガザ南部を空爆、5人のハマス戦闘員を殺害していた。(エルサレム) ※強調引用者 ちょっと調べたところ、朝日新聞は

    ショッカーか - 猿゛虎゛日記
    smtz8
    smtz8 2010/08/06
    『選挙(パレスチナ評議会選挙)で圧勝し/政権をになってきた政党に対して、このような表現をするのであれば、「イスラエル軍の兵士」は「イスラエルを支配するシオニスト過激派の戦闘員」と表現したほうがいい』
  • 「戦闘員」という言葉について - Arisanのノート

    http://mainichi.jp/select/today/news/20090105k0000m030062000c.html イスラエル軍は3日夜(日時間4日未明)、イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザ地区に地上侵攻し、ハマス戦闘員と交戦した。先月27日に空爆が始まったイスラエル軍のガザ攻撃は地上戦という新段階に入り、一般市民の被害拡大と、イスラエルとハマスの「報復の連鎖」悪化が懸念される情勢となった。 「懸念されること」(そして、起きていること)は、「報復の連鎖」などではなく、イスラエル軍による虐殺行為だ。いつまでこんな、欺瞞的な報道を続けるんだろう。 それにしても、「戦闘員」という言い方はなんとかならんのかと思う*1。 イスラエル側がこういう表現を使うのは、「殺害が正当化できる者たち」(危険な非市民)という意味合いと、国際条約で認められるような正式の軍人・

    「戦闘員」という言葉について - Arisanのノート
    smtz8
    smtz8 2010/08/06
    『「抵抗してるテロリストの連中も市民を犠牲にしている/起きていることは、悲惨だが、戦闘員が完全に鎮圧されれば、この悲惨は近々やむ種類のものだ。」という風に、読者や視聴者が思えるということである』