青狐(bluefox014)さんが最近私が書いたエントリを3つ紹介してくださっているので、こちらは青狐さんのかなり前のエントリをばご紹介。 日本軍は、南京で一発の銃弾も打つ正当な理由がないはず もはや首都ではなかった南京 もちろんコメント欄も興味深い。 さて、南京事件に関して「捕虜の殺害は不法だったかどうか」は否定論者がよく持ち出す論点であるし、また日中戦争全般について「侵略戦争だったか否か」も「大東亜戦争」肯定論者が通説に異を唱えるポイントである*1。しかしここで青狐さんが提起しているのは、南京攻略戦が法的にどのような意味を持つのか? という問題である。当時(今も)戦争それ自体は合法的だったから、議論は勢い(違法な)侵略戦争だったかどうか、また日本軍が戦時国際法にかなった行動をとったか、という方へ傾きやすい。しかし日本軍はあくまで「これは戦争ではない、事変である」と言いつづけた。戦争では