2011年12月9日のブックマーク (1件)

  • 陳在明老人の話 - 黄土高原 紅棗がみのる村から

    10日に陳在明老人の葬儀があったので行ってきました。老人を取材したのはもう3年も前になりますが、とりわけ愛煙家だったのでしょう、私があげた日タバコをとても喜んでくれたことをよく覚えています。彼の話も、正史にひとつひとつ残る事件ではありませんが、こういった無数の出来事の集合体として、そんなに遠くない昔、この村でも“戦争があった”のだということに心が痛みますが、いまはとても静かで“平和”な村です。老人の冥福を祈るとともに、取材した内容の一部をご紹介します。 陳在明老人の話 この村では陳嘉華という人が殺された。あれは、日人が最初に来たときで、彼は気が小さくて、谷のくぼみに隠れていた。日人が出て来いといったが彼は出なかった。日人は中に入って行って彼の身体にガソリンをかけて焼き殺した。多分日人は彼が八路軍に違いないと思ったのだろうが、大きな問題があって、当時は誰も彼らの言葉を聞き分けること

    smtz8
    smtz8 2011/12/09
    『彼の話も、正史にひとつひとつ残る事件ではありませんが、こういった無数の出来事の集合体として、そんなに遠くない昔、この村でも“戦争があった”』