AngularJSには、自分独自のHTML要素を作り出すためのDirectiveという仕組みがあります。これを使うと、一般的に「div地獄」となるような動的Webアプリケーションの作り方ではなく、論理的で直感的な、やりたいこと実現したいことを端的に表すタグを記述するだけで、Webアプリケーションを構成していくことが可能になります。現在Web Componentsの仕様策定や実装、さらにそれを推し進めるためのPolymerの開発が進んできていますが、それを先取りしたようなものと考えれば良いでしょう。 Directiveでは、AngularJSが本来持つデータバインディングや関数バインディングの仕組みをフルに使って、簡単に動的な情報を扱う独自要素を実装することができるようになっています。そうやって部品化戦略を進めていくことができるのですが、一つだけ個人的に「あれ、ない」って思ったことがあります