Twitterで今「女だけの街」が話題ですが、最近読んだH.G.ウェルズというSF作家の「盲人の国」(英語ではThe Country of the Blind。「盲人国」という邦題の場合もあるらしいです。「タイム・マシン 他九篇」というウェルズの短篇集の中の一つのお話しです)という1904年に世に出た作品を今日は紹介したいと思います。 タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫) 作者: H.G.ウエルズ,橋本槇矩 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1991/05/16 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 21回 この商品を含むブログ (30件) を見る 作品は、「バリアフリー」とか「ユニバーサルデザイン(UD)」という言葉や概念がまだなかった頃に作られたのですが、「“障害がある”というのはどういうことなのか」「ハンディキャップとは?」「マジョリティ・マイノリティがもたらす“バリア”