Struct(構造体クラス)とは? RubyにおけるStruct(構造体クラス)は簡易的なクラスのようなもので、下記のようなケースで使用されます。 まとまったデータを扱いたいが、クラスを作るまでもない場合。 クラス内で特定のデータのまとまりを表現する場合。 通常のクラスとの違い 主に下記のような違いがあります。 継承、メンバの追加・削除ができない。 明示的にアクセスメソッドを定義しなくても、構造体クラス外でメンバの参照・更新が可能。 Struct(構造体クラス)の定義方法 定義方法(1) 第一引数にはStringで構造体クラス名を渡します。(クラスと同じで大文字から始まる必要があります。) 第二引数以降にはSymbolでメンバを渡します。 第一引数を渡した場合 Struct.new("User", :name, :age) p Struct::User.new("Taro", 36) #=