タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (9)

  • 第1回 要件定義工程のITアーキテクト

    ITアーキテクトが作成する成果物に注目し、何のために作るのかを明らかにします。システム開発のライフサイクルを軸にし、今回は要件定義工程を対象にします。要件定義工程では、主に次の5つの成果物を作成します。 (1)Vision Document (2)利害関係者マップ (3)概念機能モデル図・概念データモデル図 (4)非機能要件定義書/品質特性シナリオ (5)グランドデザイン ポイントは「ビジネス視点」と「システム視点」の両方を持つこと。技術者は総じて「How(どのようにつくるか)」への思考(=システム視点)が先行しがちです。これでは「間違ったものを正しくつくる」ことになってしまいます。それを避けるには、「Why(なぜつくるのか)」と「What(なにをつくるのか)」を明らかにすること、つまり、ビジネス視点を持つことです。 ITアーキテクトは、アーキテクチャー設計に対する「説明責任」が伴います。

    第1回 要件定義工程のITアーキテクト
  • Android 開発環境 インストール方法(Windows向け、2012年7月20日時点最新)

    2012年6月末にAndroidの開発環境が更新されました。 新しいAndroid SDK(開発用キット)とADT(EclipseのAndroid開発用プラグイン)では、Androidプロジェクト作成部分のGUIが大きく変わっています。アイコンの属性を右上図のように選択できるようになったほか、右下図のようにアプリのテンプレートを視覚的に選べるようになりました。 プロジェクトのひな形となるHello Worldアプリの外観も変更されました。従来は、黒い画面の上部に小さく地味に「Hello world Activity名」と表示していましたが、白い画面の中央に表示する形に変更されました。 以下では、Windows(32bitPCAndroid開発環境を導入して、ひな形のHello Worldアプリをビルドするまでの方法を解説します(2012年7月20日時点最新) インストールするソフト ・

    Android 開発環境 インストール方法(Windows向け、2012年7月20日時点最新)
  • CoffeeScriptを3時間で理解するための10のポイント(1)-(3)

    <<前回「CoffeeScriptって何?」へ<< CoffeScriptを3時間で理解するための10のポイントのうち、ポイント1から3までを解説します。ポイント1は「CoffeeScriptはコンパイルで即時関数に変換される」こと、ポイント2は「変数は自動的に宣言される」こと、ポイント3は「リテラルで豊かな表現を可能に」したことです。 POINT1 CoffeeScriptはコンパイルで即時関数に変換される ★「即時関数」でグローバル変数を作らない ★JavaScriptのstrictモードにも対応 CoffeeScriptで記述されたコードをコンパイルすると、JavaScriptのコードは、(function() {...}).call(this);でラップされた状態で出力されます(リスト7)*1。奇異にも見える書き方ですが、実は、JavaScriptの世界では定石とも言える書き方の一

    CoffeeScriptを3時間で理解するための10のポイント(1)-(3)
  • 誰でも即席“Androidプログラマ”に、Googleが開発ツール「App Inventor」を一般公開

    言語を知らなくても簡単にAndroidアプリが作れる――。誰でもプログラマになれる“驚愕”の開発ツールが登場した。米Google社が提供する「App Inventor」だ。早速、開発のしやすさを体験してみた。 米Google社は2010年12月16日、Androidアプリを開発するためのツール「App Inventor」のベータ版を一般公開した。同年7月から登録者のみに提供していたものだ。ツールおよびWebサービスJavaアプリの3つの組み合わせで実現している。 App Inventorの特徴は、プログラムをコーディングしなくても、Androidスマートフォンで動作するアプリが即席に作れること。パズルを組み合わせる感覚でプログラムを作成できる(図1)。Javaを知らない人でも、Androidスマートフォンを持っていれば、そのまま個人用のアプリが即製可能だ。

    誰でも即席“Androidプログラマ”に、Googleが開発ツール「App Inventor」を一般公開
  • Googleはエンタープライズシステムである

    ITの世界でエンタープライズと言えば「企業向け」を指すことになっているが、どうも気持ちが悪い。「エンタープライズシステムはもう進歩しない。今、最先端はGoogleに代表されるクラウドです」と後輩に言われると、さらに気持ちが悪くなる。 後輩の発言が気に入らない訳ではない。むしろ、居心地が悪いと書いたほうがよいかもしれない。この違和感は、エンタープライズの訳語に「企業」を当てることに起因している。 エンタープライズを企業と訳すと、エンタープライズシステムは企業システムとなり、メインフレームで事務計算をしたり伝票を処理するといった、なんとも古くさい雰囲気が漂う。これに対し、Googleのように、企業ではなく、一般消費者を向いて作られたシステム(サービス)は自由度が高く、新しい感じを与える。ちなみにGoogleは社名ではなく、グーグル社が提供するサービス群の総称として使っている。 しかし、繰り返し

    Googleはエンタープライズシステムである
  • Part5 SOAP,WSDL,REST――Web APIの基礎技術を学ぶ:ITpro

    Web APIWebサービスAPI)をプログラミングで活用するにあたって,ぜひ知っておきたい基礎技術が三つあります。古典的な技術の代表としてSOAPとWSDL,そして昨今急速に普及してきたRESTです。ごく単純に言ってしまうと,前者は「高機能で複雑」,後者は「シンプルで簡単に利用可能」と区別できるでしょう。現時点では,そのシンプルさが多くの開発者に受け入れられたおかげか,REST方式が(先達である)SOAP方式を圧倒しているように見えます*1。 もっとも,だからといってRESTがSOAPよりも優れていると結論付けるのは早計でしょう。昨今では,SOA(Service Oriented Architecture)という言葉に代表されるように,大規模なシステムを「サービス」という単位で構成し,互いに連携し合う設計手法が注目されています。特に,SOAを実現する具体的な基盤技術として注目されている

    Part5 SOAP,WSDL,REST――Web APIの基礎技術を学ぶ:ITpro
  • まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第20回 MVCとRuby on Rails:ITpro

    Ruby on Railsをはじめとする最近のWebアプリケーション・フレームワークの多くは,MVCと呼ばれるデザイン・パターンを採用しています。今回は,このMVCパターンの「正体」について考えます。 MVCはGUIを備えたプログラムを設計する際の指針となるデザイン・パターン*1の一つです。「モデル」(Model),「ビュー」(View),「コントローラ」(Controller)という3つの構成要素の頭文字から命名されました。多くのデザイン・パターンはプログラムの一部のみの構成を決めています。しかし,MVCはアプリケーション全体の構成を決めることが多いため,「アーキテクチャ・パターン」と呼ばれることもあります。 MVCは,元々プログラミング言語Smalltalkにおいて,ウインドウ(GUI)を持つアプリケーションを構築する際の指針として誕生しました。 MVCを発明したのは,当時,米Xero

    まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第20回 MVCとRuby on Rails:ITpro
  • Part1 トランザクション管理とは何か

    日頃,システム構築の開発現場において「トランザクション」という言葉をたびたび耳にします。Part1では,トランザクションの初歩の初歩から分散トランザクション技術までを解説していきましょう。 企業における業務処理の多くは,「確実に遂行されること」が求められます。例えば,「日の取引は10件で,たぶんすべて成功したと思います」という報告ではなく,「日は10件の取引を行い,すべて成功裏に完了しました」という報告が必要なわけです。 業務はITを活用することにより効率的に進められますので,ITの世界ではそれぞれの取引が確実に「成功する」ことを保証する仕組みが必要になります。この取引のことを「トランザクション」と言います。具体的には,データベースにアクセスする処理を処理1,処理2,処理3のようにつなげて呼び出す「一連の処理」(処理の固まり)です(図1)。 トランザクションは,次の4つの特性をすべて保

    Part1 トランザクション管理とは何か
  • 金融業界の業務とシステムを知る

    この講座では,証券会社,クレジットカード会社,生保会社,損保会社,メガバンクを題材に,金融業界の業務とシステムについて解説する。 Part1~Part4で証券会社,Part5~Part8でクレジットカード会社,Part9~Part11で生保会社,Part12~Part14で損保会社,Part15以降でメガバンクの業務とシステムについて詳しく説明する。 Part1 証券会社編1--注文から約定,決済など,証券業務の基的な流れを知る Part2 証券会社編2--株式売買に伴うシステムの処理を理解する Part3 証券会社編3--ホールセール業務の流れをゼロから学ぶ Part4 証券会社編4--ホールセールを一貫処理する「STP」システムを理解する Part5 クレジットカード会社編1--年間30兆円を超すカード取引,その背後にある仕組みを理解する Part6 クレジットカード会社編2--「審

    金融業界の業務とシステムを知る
  • 1