好きな食べ物は「ペンギン」でお馴染みの,我らがしまだこうじさん監訳,プロダクティブ・プログラマをようやく読み終えました. ジュンク堂書店札幌店で行われたトークセッションでも言われていた通り,この本はパキッと分かれた2部構成になっていて,I 部の「技法編」では,明日からの自分の個人作業にすぐにでも活かせそうなツールの活用方法やオススメの設定が,II 部の「実践編」では,特にチームでの「ソフトウェア開発」に立ち向かうときに覚えておくと力になってくれることが網羅的に書かれています. この本のレビュアを担当されたいがいがさんとも少し話したことで,この手の「○○術!」の類のものは,「こうやるとよい」と言われてすぐに実践して効果をあげられるものと,少なくとも一度は体験したことをあとから言葉や文章として整理して解釈できるものと,2つに分けられると思います.2部の構成は,そういった分け方でもあるのかなと,