ポルナレフならこう言うだろうか。 「意味不明だとか無節操だとか そんなチャチなものじゃ 断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」 実際、この「茶番劇」における鳩山元首相の一連の発言・行動はほとんど常識的な理解を超えている。彼が何を言っても「お前が言うな」と返せてしまう、このボケ役振りは狙ってやってるなら天才である。 この一連の、菅と岡田と小沢と鳩山のコントを見ていて思ったのは、民主党という集まりの中で、鳩山はいわゆる(関西/大阪で言うところの)「アホ」なんだ、ということだ。 それはたとえば松竹新喜劇の藤山寛美に似ている。 内面には素朴というより幼稚な価値観/正義感のみを持ち、周囲で起こっていることをおよそ理解していない。 おそらく単純な論理や物事の因果関係を把握できず、事物は個別に無関係に並んでいるだけだ。個々の事物に対し価値判断はあるようだが、文脈や意味を解さないため表面的な言