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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (3)

  • 活字中毒R。「僕が人の話を聞く時に、絶対にやらないようにしていることが一つあります」

    『経験を盗め〜文化を楽しむ編』(糸井重里著・中公文庫)より。 (「おしゃべり革命を起こそう」というテーマの糸井重里さんと御厨貴さん(オーラル・ヒストリー(口述記録)の研究者・東京大学教授)、阿川佐和子さんの鼎談の一部です) 【御厨貴:僕が10年来経験を重ねてみてわかったのは、聞く時には「自然体」が一番いいということです。こっちが「聞くぞ」と意気込んでると、向こうもなんとなく「答えないぞ!」みたいに構えますから。 阿川佐和子:力を抜く? 御厨:最初から自分は何でも知っているという姿勢で臨むのではなく、知らない、よくわからない、だから聞きたいというスタンスですね。 阿川:ニコニコなさる? 御厨:いえいえ、それはあまりやると向こうが嫌がるからしない。現場に行って、先に来ちゃったから、部屋でボケッと座っているような感じです。 糸井重里:あっ、その「ボケッと座ってる」という言い方、すでに好感持っちゃ

    snowdrop386
    snowdrop386 2011/01/30
    相手の話を聞くときに相手の話をまとめないほうがよい。
  • 活字中毒R。:「書いている途中で行き詰まる人」への偉大な脚本家の言葉

    『脚家―ドラマを書くという仕事―』(中園健司著・西日新聞社)より。 【橋忍(1918〜)は、日を代表する偉大な脚家(シナリオライター)です。 映画『羅生門』『七人の侍』『生きる』『白い巨塔』『砂の器』、そしてテレビドラマでは『私は貝になりたい』など、日映画史、テレビドラマ史に刻み込まれる名作を書いた脚家です。その橋忍のお弟子さんである国弘威雄が『橋忍 人とシナリオ』に寄せて書いた文章にその記述があります。 師匠に何度も何度も同じシーンを書かされ、もう一字も書けなくなった時、こう言われたそうです。 「どうして書けないんだ。いや、大体、君はそこのシーンをうまく書こうと思うから、行き詰まってしまうんだ。うまく書こうと思うな。上手に書こうと思うな。もっと平凡な、単純な、幼稚でもいい、子供の作文のような形でもいいから、とにかくそのシーンを書いてごらん。それで形ができたら、それを直

    snowdrop386
    snowdrop386 2008/03/15
    「どんなに稚拙であろうと、小説を1本書き終えた人は作家だ」と、どこかの作家が言っていたのを思い出す。
  • 堀井雄二さんが『ドラゴンクエスト』の戦闘に臨場感を出すために「工夫」したこと - 活字中毒R。

    『非属の才能』(山田玲司著・光文社新書)より。 【つい先日お会いした堀井雄二氏は、家庭用ゲーム機の性能がわずか8ビット(いまのゲーム機がスポーツカーだとすると、三輪車程度)だった時代に「ドラゴンクエスト」を生み出し、ゲームの世界に革命をもたらした人物だ。 堀井氏は、当時のゲーム作りはビジュアルでごまかせないぶん、なによりもアイデアが重要だと言っていた。 たとえば、残りの体力を示す数字(ヒットポイント)が敵から攻撃を受けるたびに振動し、ゼロに近づくにつれて赤みを増していくシステムは、どうすれば限られた容量のなかで戦闘に臨場感を出せるか、考えに考えて生まれたものだという。 つまり、情報が少なければ少ないほど、制約が多ければ多いほど想像力は豊かになると言っていい。】 〜〜〜〜〜〜〜 正直、この山田さんの文章の「結論」の部分、「つまり、情報が〜」の内容に関しては、必ずしもそうはいえないんじゃないか

    snowdrop386
    snowdrop386 2008/03/14
    容量の戦いをしているわりには「面白い無駄」はかなり残しているのが凄いよね。表示できるカタカナの数は減らすのに、水鉄砲・ぬいぐるみ・ルザミの村は消さないんだもん。
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