18日、京都市の「京都アニメーション」のスタジオが男に放火され33人が死亡した事件で、警察と消防が現場検証を始めました。 警察によりますと、出火当時、建物内にいた従業員など74人のうち逃げ遅れた33人が死亡し、35人が重軽傷を負ったということです。 警察は消防と合同で19日午前9時半から放火や殺人などの疑いで現場検証を始めました。 警察によりますと、火をつけたのはさいたま市の41歳の男で、身柄を確保されましたが、顔や足などに重いやけどをして病院で治療を受けているため、18日は取り調べができなかったということです。 警察は現場の状況を詳しく調べるとともに、男の回復を待って詳しい経緯や動機について調べる方針です。 京都府木津川市に住む岡田和夫さん(69)によりますと、京都アニメーションで働く孫の大野萌さん(21)の安否が分からなくなっているということです。 岡田さんは「娘から、孫は3階にいたが