静岡空港、立ち木が滑走路縮める 所有者、伐採拒む2008年10月22日3時2分印刷ソーシャルブックマーク 静岡空港西側にあり、高さ制限を超えていることがわかった立ち木=静岡県島田市 来年3月開港予定の静岡空港について事業主体の静岡県は、長さ2500メートルの滑走路を短縮して国土交通省の完成検査を受ける方針を固めた。滑走路西端から約1400メートルの場所に、航空法の高さ制限(制限表面)を超える立ち木が見つかったのが原因。所有者は伐採・撤去を拒んでいるため、滑走路の方を短くして高さ制限を変更する。 開港目前のこうした事態に国交省は「聞いたことがないケース」と困惑している。 航空法は、航空機の離着陸の安全を確保するため空港周辺に高さ制限を設定。それを超えるものは運航上の障害物と見なされる。 静岡空港は8月に本体工事を完了、9月中には国交省に完成検査を申請する予定だった。ところが9月11日、空港建