ユーザーだけではない、WWDCに集まる開発者も若い! 今年のWWDC基調講演は、ここ数年のAppleの基調講演では最長の2時間24分だった。が、それでも足りなかったと思えるぐらい盛りだくさんで、ビッグサプライズはなかったものの、同社の安定した進化がIT・テクノロジー産業の成長を促すと納得させる内容だった。会場の垂れ幕には「変化の震源地」と書かれていたが、そのメッセージに相応しい基調講演になった。 Tim Cook氏が最初に示した今年のWWDC参加者のデータによると、初参加者が全体の80%。奨学プログラムで参加する12歳が最年少である。これらの数字はApple製品に関わる開発者の拡大、そして若返りを示す。米国ではティーンエイジャーや学生を中心とした若い層の支持がiPhoneやMacの好調な売れ行きにつながっているが、そうした傾向が開発者コミュニティにも見られるのがAppleの大きな強みになっ
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