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ブックマーク / techtarget.itmedia.co.jp (4)

  • 医療情報交換システム普及の難題を解決したクラウドサービス

    米マサチューセッツ州政府は2012年8月、医療情報交換(HIE)システムの構築・運営の補助金として、メディケイド(低所得者向け公的医療保険)から約1700万ドルの資金を受け取ったと発表した。この資金を用いて、同州はクラウドベースのHIEインフラを構築する計画だ。同州のみならず、全米の各州政府の間では近年、SaaS(Software as a Service)プロバイダーを利用してHIEシステムの構築に伴う障壁を緩和しようという動きが強まっている(関連記事:クラウドコンピューティングが変える医療の未来)。 「州全体をカバーするHIEインフラを構築する」という取り組みほど、技術的に多くの課題を内包するITプロジェクトは他にはまずない。ソフトウェアの構成設定と、必要なハードウェアの確保は、この手のプロジェクトの2つの要素にすぎない。州政府はさらに、患者のデータを保護してプロバイダーの関与を管理す

    医療情報交換システム普及の難題を解決したクラウドサービス
  • 電子カルテと医療機器の連携がもたらすメリット

    電子カルテと医療機器との連携は、IT化の重要なテーマの1つ 診療所にはエックス線をはじめ、内視鏡やエコー、心電計などさまざまな医療機器(モダリティ)があります。紙カルテの場合、医用画像や各種検査結果をカルテに直接貼ったり、挟み込んだり、または別途用意したファイルにまとめるなどして保管していました。 「電子カルテを導入すると、医療機器の情報を紙で管理することが難しくなった」という医師の声をよく聞きます。電子カルテを導入する場合は、医療機器の情報管理も併せて考えなければなりません。そのため、電子カルテと医療機器との連携は、診療所のIT化に取り組む上での重要なテーマの1つだといえます。今回は、そうした医療機器と電子カルテとを連携させた効率的なシステム運用について考えてみましょう。 連載インデックス クラウドコンピューティングが変える医療の未来 効率的な紙カルテのデジタル化がペーパーレスを成功に導

    電子カルテと医療機器の連携がもたらすメリット
  • 米医療機関でマルチベンダー型システムが敬遠される理由

    グループ診療クリニックの米The Everett Clinicは、あるITベンダーのアプリケーションを多く利用している。同クリニックは電子健康記録(EHR)の他、診療受け付けやスケジューリング、請求、放射線情報管理システム、医療情報管理(HIM)システムなどに米Epicのシステムを採用している。さらに、システム全体にわたるEHR統合の一環として、同クリニックはEpicが供給するWebアプリケーションも幾つか使用している。 The Everett ClinicのEpic担当ディレクターであるメラニー・バンス氏によると、Epicとの契約では、こうしたさまざまな機能全てに対応する“ワンストップショップ(総合店舗)”として1社のベンダーに頼れる点が大きなセールスポイントになったという。「全てのシステムが上手く調和している。例えばEHRなど、いずれか1つのコンポーネントでデータが変更された場合には、

    米医療機関でマルチベンダー型システムが敬遠される理由
  • 【技術動向】中立性を保つOpenStackと商用実績のCloudStack

    ※ 連載は、『オープンクラウド入門 CloudStack、OpenStack、OpenFlow、激化するクラウドの覇権争い』のダイジェスト版として、2回にわたってオープンクラウドの技術動向をお伝えします。 クラウドコンピューティング(以下、クラウド)の普及に伴い「オープンクラウド」というキーワードが注目されている。以下は、オープンクラウドの実現に向けた5つの要素だ。 オープンAPIを実装していること オープンソースベースのクラウド基盤やプラットフォーム環境が開発コミュニティーによって共同で開発されていること オープンソースプロジェクトの豊富な運用経験を持つ組織や団体、人材に支援されていること ユーザーは、ユーザー自身のアプリケーションやデータを複数のオープンなクラウド環境で利用できること 複数の事業者がサービスをアドオンできる、オープンで全体の最適化が図れるアーキテクチャと運用環境である

    【技術動向】中立性を保つOpenStackと商用実績のCloudStack
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