【楽々デブドックを書こう!】手法別開発ドキュメントの書き方 第4回:アジャイルにおけるドキュメント作成ポイント 著者:ウルシステムズ 深谷 勇次 公開日:2008/02/28(木) 開発の現場「受託型アジャイルモデル」 最終回の今回はアジャイルモデルにおける開発ドキュメントを作成する上での重要なポイントを解説していきます。アジャイルモデルはソフトウェアの要件を最初にすべて決めるのではなく、開発を進めながら顧客の要望に柔軟に対応していくのが特徴です。そのため、顧客と開発業者が1つのチームとして、同じ場所で作業をすることが推奨されます。仕様決定者が常時プロジェクトに滞在しているため、要件の獲得や仕様の確認作業をスムーズに進めることが可能です。 しかし現実には請負という契約形態に縛られて、事前に要件の大枠を決めなければならなかったり、顧客と開発業者が別の場所で作業せざるを得なかったりするものです