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ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (4)

  • 『「自爆する若者たち」』

    集団殺害問題研究者でもあり、人口学者でもある著者が世界史的に「若者が暴れるとき」を考察したです。 自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)/グナル ハインゾーン 著者が問題とするのは人口ピラミッドをみたときに若者世代が外側に大きく張り出してしまう「ユース・バルジ」という現象。「ユース・バルジ」とは父親の相続権がなく、ポスト、居場所がない「次男坊以下の比率としての若年男子過剰」のこと。その集団は、歴史的に見れば、居場所が用意されない場合、侵略、内戦、戦争、テロなどを引き起こし、どんな宗教であろうがどんな思想であろうが、結果的にはそういった暴力の正当化に使われてしまう、利用される場合が多いよ、という悲しくなるくらい身も蓋もない話が満載です。 --------------- いい大人に成長した息子たちが徒党を組んで運動を繰り広げるとき、それを知的に正当化する格好のイデオロギー

    solailo
    solailo 2009/02/01
    魔女話
  • 『「ちょっとでも悪いものは入っていて欲しくない」』

    に関わる仕事をしていると、「ちょっとでも悪いものはべものに入っていて欲しくない」と言う人がわりといます。でも、前のエントリー でも書いたように、大騒ぎされた中国産のキクラゲは21666家族(4人)分の量をひとりでイッキいしないと、何も起きません。それも毎日。 「ちょっとでも悪い」という考え方で凝り固まっていると、ホメオパシーとやらにコロッとひっかかるんじゃないかと思います。すべては量の問題なので 基準値の10倍や100倍や1000倍程度なら、心配しなくていいかと。「量が一定量なければ、どんなものでも毒にも薬にもならない」が基。農薬の毒性で一番被害を蒙るのは農家の人だということをお忘れなく。キクラゲの違反って「2倍」なんですが、「よくもそんな少なくて済むような作り方してますね、すごい!」なんじゃないの? 0.02ppmって「一億分の2g」です。 では、テレビチャンピオンでもべられな

    solailo
    solailo 2007/10/09
  • 『彼らは本当に苦労しているのだ。』

    先日、フジの深夜番組でFNSドキュメンタリー受賞作の番組をやっていました。これ非常に良い番組でした。この番組のディレクターである高橋龍平さんは29才。若いディレクターさんで、彼が語り部となって話がすすみます。この高橋さんのマスコミ人らしくないズカズカと踏み込まない慎重な姿勢がネカフェ難民の「諦念」さを見事に映しきっていて、でもその高橋さんと「もやい」の湯浅さんが結果的には取材対象者であった彼に「25条」をお題目からではなく気づかせていく経緯はほんと見ごたえがありました。あと、突然解雇通告を受け、生活に困窮した女性が会社に「解雇は不当である」(大意)とのFAXを「どきどきします」といいながら送り、まわりから少ないけどパチパチと拍手がおきたときなんて私もいっしょに拍手してましたよ(笑) しかし湯浅さんてハードでかっこいいなー。これゴールデンで放送すればいいのに。変わると思うよ、世論。 http

  • 『アメリカの刑事システムの予算が破綻するまで(日本後追い中?)』

    アメリカの刑事システムの予算が破綻するまで(日後追い中?) | 女子リベ  安原宏美--編集者のブログ 後藤和智さんが今月号の「論座」に『左派は「若者」を見誤っていないか』という論考を寄せていらっしゃいます。原稿の編集作業を手伝ったので、応援エントリーを書こうかと思います。まずは、こういう論考が左派系のメディアで載ったことは意義があるんではないかしら。 あと以前、後藤さんから、うかがったんですが、「悪口言わずに建設的意見を」的な感想もたまにもらうそうですね。あらそうなの。細かい「検証」作業を誰がほかにやってます?それもノーギャラで。えらいと思いますよ、私は素直に。 後藤さんの問題意識は『左派系のメディアの多くが、若年層に関してはほとんど右派系と共同歩調をとり、また就職氷河期世代の苦悩を不可視化してきた』というつまり左派も右派も『共犯』という認識です。 さて、教育再生会議などは、もはや「ネ

    solailo
    solailo 2007/05/13
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