グーグルの検索結果で「GOOGLE GUARANTEED(グーグル保証)」というバッジ(認定マーク)を表示するという、驚きの試験プログラムの情報が入ってきた。 と言っても通常のウェブ検索ではなく、ローカル検索のビジネスリスティングの話だ。グーグルの審査を受けたローカルビジネスの仕事に満足いかなかったら費用をグーグルが返金するというこのプログラム、日本ではまだのようだが、どうなっていくのだろうか。 今週は、ほかにも良質な情報が多い。特に、「YouTube埋め込みやいいね!ボタンをカンタンに遅延読み込みできるiframeのlazyload」「世界トップ580万サイトをもとにウェブの現状を分析した貴重なレポート」は必見だ。 あなたのSEO力をアップさせる情報を、ぜひしっかりと把握しておいてほしい。 robots.txtをrobots.txtでブロックしたらどうなる?特殊なファイルをrobots.
企業Webサイトのトップページを訪問者ごとにパーソナライズするのは、どうなのだろうか。Optimizelyのサイトでトップページをパーソナライズした事例から、その考え方やセグメントの分け方、クリエイティブ、そして成果を紹介する。 1998年、ジェフ・ベゾス氏はインターネットについてあるビジョンを抱いていた。同氏がアマゾンを設立してから4年が経った頃で、アマゾンは書籍や音楽の巨大オンライン市場として軌道に乗りつつあった。 その年に行われたワシントン・ポストとのインタビューで、ベゾス氏はウェブについて先見性のあるコメントをしている。同氏は次のように述べていた。 顧客が450万人いるなら、店舗が1つではだめだ。450万の店舗が必要だ。 それから19年たった2017年の今、私がアマゾンのトップページを訪問すると、その内容はかなりパーソナライズされている(2016年8月には、蛍光色に光るライトスティ
この記事では、「上級SEOテクニック」として考える価値のある「SEOにおける5つの成長機会」を解説する。いったんSEO施策の反映が一段落し、検索トラフィックが伸びてしばらくすると、その伸びが鈍化してしまう。そうした「SEO停滞期」に行うべきことだ。 さまざまなオーガニック検索キャンペーンに取り組んできたコンサルタントや社内のSEO担当者なら、ほとんど誰もが経験していることがある。 どんなSEO活動も、始めてから最初の3~6か月はほぼ必ずといっていいほど、成果を出すための作業に時間が取られるものだ。間違いの修正や、既存の問題の改善、次善策への対応や調整、さらには、現在の状態と最新のベストプラクティスのギャップを埋めることなどなど(サイトが巨大だったり複雑だったりすると、期間はもっと長くなるにしても)。 SEOの良いところは、その期間が過ぎ、作業がいったん完了したら、その後何か月・何年にもわた
いまや、いかに「コンテンツが王者」であるかを、だれもが語り、「ユーザーのために質の高いコンテンツを作る」ようにとアドバイスする。キーワードが(not provided)になる以前から、「キーワードは終わった」と口にする人もいた。 もちろん、こうした言葉によってそれなりのアプローチがひらめく場合も多少はあるかもしれないが、実際のところ、たいていは、それ以上の情報を何ももたらさない役立たずの決まり文句でしかない。 コンテンツの関連性測定を可能にする「質の高いコンテンツ」とは何なのだろうか。 ユーザーにとって関連性の高いコンテンツとは、どのようにすれば作れるのだろうか。 「タイトルにキーワードを入れ、コンテンツにキーワードを7回入れる」といった手法は、まだ有効だろうか。 検索エンジンが時とともにどのように発達してきたのか、そしてどんな特徴が流行しその重要性が変動してきたのかを理解するべく、Sea
今日は、英国政府のWebサイトなどを担当する「政府デジタルサービス(GDS)」の部署が公開している「デザイン原則の10か条」について。「良いデジタルサービスを作り、運営していく」ためのポイントがコンパクトにまとめられています。 英国政府(gov.uk)のサイトには、「デザイン原則(Design Principles)」というページがあり、そこには、次のようなことが書かれています。 まずニーズからはじめる ―― 自分たちのニーズではなく、ユーザーニーズから。本当のユーザーを理解し、そのニーズを知る。想像や思い込みではなく、ちゃんとデータで。 なんでもかんでも手を広げず、するべきことだけをする ―― 政府がしなければいけないことだけをし、他の人がすでにやっていたら協力する。 データをもってデザインする ―― 試作し、実際のサイトで実際のユーザーにA/Bテストを行い、その結果をデザインに活かすや
どちらのほうが検索ユーザーの目に留まってクリックされやすいと思いますか? 確かなデータはありませんが、パンくずリストのほうがクリックされやすそうですよね(特にWeb担のような無機質なURLの場合は)。 最近の検索エンジンは、サイト上でふつうにパンくずリストを出していれば、自動的に検索結果でパンくずリストを表示するようにしてくれるようです(「リッチスニペット」と呼ばれるもの)。しかし、Web担のように、おかしなこだわりでパンくずリストの区切り文字をふつうの「>」ではなく「«」にしていると、自動認識されずにさみしいことになります。 そこで、ページのHTMLに「microdata」という仕組みで手を加えて、グーグルに「ここがパンくずリストだよ」と教え、検索結果ページで使ってもらえるようにする方法を紹介しましょう。 ふつう、パンくずリスト部分のHTMLは次のような感じになっていると思います。 <a
接続処理中の状況が大量にあり、接続によってはアクセス開始から数分間「接続受付中」だったりと、通常では考えられない状況でした。 わかりやすく言うと「もうダメ、これ以上アクセスが来ても処理できないです」という状態でした。 Yahoo!砲などの大量アクセスがあったわけでもないのになぜだろうと考えて、思い当たったのがスマホでした。特に、スマートニュースやグノシーなどのニュース系アプリからのアクセスですね。 PCからのサイト閲覧が中心のとき問題なかったのに、同じアクセス数でもスマホからのアクセスが増えるとWebサーバーがいっぱいいっぱいになってしまうことがあるのです。 ガラケー向けのケータイサイトをやっていた人には当然のことなのですが、モバイルからのアクセスというのは、サーバーから見るとちょっと面倒なんです。通信速度は遅いし(つまりデータの送受信に時間がかかる)、接続の途中で電波の状況が悪くなってし
※2012-04-07 セキュリティ面の問題に関して追記しました。 今日は、ウェブページの入力フォームでユーザーが楽にしかも正確に入力できるようにできる(可能性を秘めた)、新しいHTMLの仕様についての情報を。autocomplete属性に関する新しい仕様です。 グーグルは、入力フォームに自動入力する仕組みに関して、新しい仕様を提案しました。HTMLの仕様を拡張することで、ブラウザでフォームに自動入力する仕組みを使いやすくするものです。 これがうまく動作すると、フォーム入力が非常に楽になり、ミスもほぼなくなります。 どれぐらいすごいかというと、ちゃんと設定したブラウザを使うと、フォームで3クリックするだけで、一般的な項目が一気に入力されるのです。 たとえば、この状態から、 名前や住所などの標準的な項目が、一気に自動入力されます。 どうでしょう。こうした機能をサイトに設けられたら、フォームの
この記事では、TwitterやFacebookなどのアカウントの、ソーシャルメディア上の影響力をアカウントごとに示す指標「Kloutスコア」について解説します。 重要性を増す個人のインフルエンス(影響)力震災のときに、こんな記事がありました。 「『福島の子どもたちを助けて!』とTwitterでつぶやいてください」福島県の小学校教員の訴えインターネット新聞の日刊ベリタに4月27日付けで掲載されたこの記事は、ツイッター上で5月18日までに約6000件のバイラル(上記のURLを含むツイート)を発生させました(Topsyにて調査)。その記事内容に共感した方々がTwitterでURLをツイートしていったのですが、ソフトバンクの孫社長もその一人です。 この記事のことを、他の人のツイートで知った孫社長(@masason)は、コメントをつけて、そのURLを2回ツイートしています。 これらが投稿されたのは4
参考意見としてターゲット消費者の意見を取り入れているのは10%に過ぎず、90%が消費者の意見を聞かずにデザインを決定している。 デザイン決定のポイントは、「発注側の経営者・上司・担当者の好み」が54%。「サイト制作のゴールを達成できそうだから」(20.7%)の倍以上の割合で「好み」を優先。 27.3%が「発注側の経営者や上司の独断的な意向で最終決定の直前にデザインがひっくり返った」ことで困った経験がある。 これは、デザイン決定のプロセスをビジネス目的に対して最適化するための消費者評価(アンケート)ソリューション「CREATIVE SURVEY」を提供する株式会社フォーデジットとWeb担当者Forumは、共同で行った、「Webサイトのデザイン決定プロセスに関する調査」の結果のハイライトだ。 この調査は、企業サイトの制作において、デザイン決定がどのように行われているのかを調べることで、ビジネス
サイト更新の簡易性にこだわり 多様な機能を搭載PCサイトをそのままモバイルサイトに変換するツールもあるが、PLIMOはモバイルサイトの制作に特化したCMSだ。 「携帯のサイトは見出しや本文の考え方がPCと違い、ブロックに分けた構成が必要になるため、ワンソースでそのまま使えるものではありません」(船本氏) そこでPLIMOではどれだけ簡単にモバイルサイトを更新できるかにこだわった。 ライブプレビュー機能により3キャリア別の表示イメージを公開前に確認できるほか、地図はGoogle APIによって、ランドマークからアジャストしての現地表示が可能。また、QRコードにアクセス経路情報を埋め込むことで、QRコード別にリード状況を分析できるといったマーケティングとしての活用も実現している。 2009年11月にはWYSIWYGエディタの搭載も一部スタートし、HTMLのソースを意識することなく、文字色、罫線
「最近お仕事はどうですか?」 T氏「それがさっぱりなんですよねえ」 「え、さっぱり?」 T氏「もうここ数年、ずっとそうなんですけど、キャリアが主導でビジネスをやる時代じゃなくなってきたんですよね」 「その傾向は強まっているように感じますね。実際。いまはどうやって公式メニューに乗るかということよりも、どうやってモバゲータウンにアフィリエイトしてもらうかということが大事になってきてるね」 T氏「そうなんですよ。それに端末に新機能を載せても、肝心の端末が売れてないですから」 「昔は新端末が出ると、それにワッと飛びつく人が一定数いて、そこにくっついた新機能を試してみたくてコンテンツに入会する、という好循環があったからねえ」 T氏「そう。今は端末の価格が上がってしまったので、そういう消費行動がなくなってきたんですよ」 「それで各キャリアが開発工数のかからないAndroidへの移行を表明してるわけか」
数字で見る各国ネット広告市場 ~ネット広告がTV広告を抜いた英国、日本におけるソーシャルメディアの収益構造2009年11月12日から13日にかけて、イベント「Infinity Venture Summit 2009 Fall」が宮崎で開催された。その中の「ネット広告に未来はあるのか? ~ネット広告サバイバル」と題されたセッションでは、サイバーコミュニケーションズ、D2C、オプト、セプテーニ、アドウェイズといったネット広告を代表する企業から関係者が参加し、パネルディスカッションが展開された。 まずは、セプテーニの代表取締役社長、佐藤氏が世界のネット広告市場と日本のネット事情に関する数字をいくつか紹介した。それによると、各国の総広告費に占めるインターネット広告費の比率は、デンマークが24.4%と世界的に最も高く、次いでイギリスが23.1%、ノルウェーが21.1%、スウェーデンが19.5%と、欧
CMSは多くの製品があり、自社にあった製品を選ぶのは難しいもの。数あるCMSから最適なものを選択し、メリットを最大限に活用するために必要な知識を、CMSの基本的な仕組みや機能を中心に解説していく。CMSではこんなことができて「うちの会社で解決したいことはCMSならできる」「Webサイト作成ツールと思っていたけど、こんな製品なんだ」と、理解できるようになれば幸いだ。 CMSの基本的な仕組みと分類まずはCMSの仕組みについて整理しておこう。CMSは、コンテンツをどこに保管し、Webブラウザへどう配信するかによって、PCアプリケーションタイプ、Webアプリケーションタイプ、CMSサーバータイプの3つに分類できる。 PCアプリタイプは、ホームページビルダーやDreamweaverに近いのでわかりやすいだろう。CMSがインストールされたPC上でHTMLを編集すると、CMSが更新されたファイルをWeb
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