今から少し前のことですが、Xを見ていたら以下のようなポストがタイムラインに流れてきました。 誰かから与えられたものでも「満足」はできる。だが、それによって長く「充足」を感じるのはむずかしい。たとえば会社などでの地位や役職がそうだ。時間がくれば終わりが来る。いっぽう、自らの経験と思索によって磨かれたものに見出す「充足」は、時を経るごとに深まっていく。満足は意外と底が浅い。 — 若松 英輔 (@yomutokaku) August 23, 2024 「充足」と「満足」は似ているけれども、異なる意味を持つのだから言葉が分かれているわけですよね。 「似ているからどちらでもいい」と考えることもできますが、若松さんの投稿を端に、私もここで自分にとってしっくりくる捉え方を考えてみようと思いました。 * あらためて「充足」と「満足」をどのように捉えるとしっくりくるか? 考えを巡らせた結果、充足とは「空の器