先日、東証プライム上場のIT企業で活躍中の知人女性からこんな話を聞いた。 その女性が「新卒」だった時の話である。 聞けば、彼女は最初「営業」として採用されたそうだ。 新卒入社した人間の配属先として営業というのはよくある話だろう。 「まずは現場を知りなさい」「まずはお客さんを知りなさい」という会社の思惑は分からなくない。 現に私が新卒入社した会社で最初の配属先は法人営業だった。 しかし、彼女が真に志望する先は「営業」ではなく「広報」だった。 そして、そんな彼女がとった行動を聞いて私は驚いた。 なんと半年間の新人研修の最中に、人事部の人の力を借りて、役員に配属先変更の希望を直談判したというのだ。 配属希望の資料だけでなく、補足資料も添えたプレゼンを実現。 結果はどうだったか? その会社では異例中の異例。 新入社員にして「広報」への配属が叶ったそうだ。 同期入社は40名ほどだったと聞いたが、恐ら
![思っていても実際に行動する人間は少ない。だからこそ、行動には大きな価値がある。RANGER](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b4a80048a6dda4232ccc33a7b600a7a03db37542/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Franger.blog%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F04%2Fmaji5.png)