今年に入ってから手にとった本は私に大きな衝撃を与えるものがなぜか連続している。 先月読んだ脳研究の第一人者池谷祐二氏とコピーライターの糸井重里氏の対談本「海馬 ー脳は疲れないー 」もその一つだ。 これは2005年に出版されベストセラーになった本である。 「脳は奇妙なクセを持つ」で池谷氏のことを私は知っていたが、本書を手にとったのは今年に入ってからだった。 「ずいぶん前に書かれた本だけどどうなんだろう?」 そう思いながらも読んでみると、疫病の影響で働き方が変わり、それと同時に生活様式についても再考する機会がふえた今だからこそ読む価値が大きいのでは、と感じた。 そして、本書の中で語られている知見の中でもっともインパクトがあったものが、サブタイトルにもなっている「脳は疲れない」である。 本書を読むまで私は「脳は疲れる」とすっかり思い込んでいたということもあり、これほど衝撃的なものはなかった。 思
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