自分たちで作り上げた秘密基地=ライブハウス「club EARTH」を拠点に、そこで共同生活をしながら活動し、歌もののギターロックではあるけど、リズム隊はいなくてお面を被った「ともだち」ならぬDJのLOVEがビートを担当する…そんなまるで『20世紀少年』を地で行くようなバンド、世界の終わりが1stアルバム『EARTH』を発表した。メンバー自ら「突っ込みどころが多いバンド」と言うように、どうしても諸所のトピックに目が行きがちではあるものの、その音楽に触れてみれば、彼らが日本のポップ・ミュージックの王道を歩むバンドだということがわかってもらえるはずだ。インタビューの翌日、EARTHで行われた1時間に満たないワンマン・ライブは、まだまだバンドとして発展途上にあることを感じさせつつも、フロントマン・深瀬の瑞々しい立ち姿に、今後を期待せずにはいられなかったことを付け加えておく。 (インタビュー・テキス
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