圧倒的な日本への同情 人類観測史上最大級の地震が日本を襲った。こちらアメリカでもリビア情勢を横に追いやって最大のニュースとなっている。繰り返し流される地震や津波の映像を見るたびに胸を痛める。 今回は移りゆくアメリカの、日本への想いについて私なりの分析をして発信したい。日本への想いは「同情」→「賞賛」→「自己反省」→「賞賛」→「懸念」へと変化しているように思う。もちろん、これらの想いが入り混じりながらであるが。 「同情」については言うまでもない。日本は世界一他国から好かれている国だと思う。アメリカのビジネスリーダーや学者に日本ファンは本当に多い。 私の母校エール大学は、副総長の英断で「さっそくチャリティーコンサートを実施する」と私にメールをくれた。不覚にも涙がこぼれ落ちた。今日まで「私の心は日本にある」という言葉やメールを何度もらったことか。米国では、大統領選挙以外、国民が一つのニュースを共
「津波の時は井戸に気をつけろ」。岩手県大槌町栄町の佐藤綾子さん(59)は二十数年前に近所の高齢者から聞いたこんな教えを覚えていて、津波から逃げ延びた。「昔聞いた話が本当に役に立つとは」と先人の知恵に驚いた様子だった。(清作左) 佐藤さんは二十数年前、当時小学生だった長女(32)と、学校の学習発表会のために津波について勉強していた。 そのとき、明治29年に起きた明治三陸大津波に被災した近所のお年寄りから体験談を聞いた。「津波の時は井戸の水が引いて、ゴボゴボという音がする。井戸には気をつけて」と佐藤さんは振り返る。それ以降、「津波が来そうな時はとにかく井戸を見る」と肝に銘じていたという。 この知恵が今回の震災で生きた。揺れが収まった後、佐藤さんはすぐに自宅の井戸をのぞいた。「(井戸の水が)今まで見たことないぐらいに真っ茶色に濁っていた。これはまずいと思って、すぐさま逃げた」 自宅は津波に飲み込
カードには「明日もくるからね 寿仁」と書いた=宮城県石巻市泉町、西尾写す行方のわからない両親やいとこの名前を書いたカードを両手に持ち、避難所を捜す相沢寿仁くん=宮城県石巻市泉町、西尾写す 約2千人が避難している宮城県石巻市中心部の市立門脇中学校で15日、段ボールに白い紙を貼り、黒い文字でこう書いたカードを掲げた男の子がいた。 あいさわ かずゆき のり子 京子 しまゆうと ゆうな 石巻市立釜小学校3年の相沢寿仁(としひと)君(9)だ。父親と母親、祖母、いとこ2人の名前を大人に書いてもらって、自分でなぞった。あの日、一緒にいたが、大津波で離ればなれになった。 避難所を回り、被災者の間を縫うように歩く。近くの石巻中学校や石巻高校にも足を向けた。門脇中学校に来るのは、この日で4回目だ。おばあさんたちから肩をたたかれ、お菓子を握らされる。でも手がかりは見つからない。 まだ小学生だか
静岡県東部で15日夜に起きた地震の震源は、マグニチュード(M)8クラスの巨大地震の発生が懸念される東海地震の想定震源域の近くだった。 関連が懸念されるが、東海地震発生への影響を判断する地震防災対策強化地域判定会委員の吉田明夫・神奈川県温泉地学研究所長は、「東海地震の想定震源域はプレート(岩板)同士がぶつかる境界。今回は想定震源域から外れたフィリピン海プレートの陸域内部で起きた」と述べ、東海地震が誘発される可能性を否定した。気象庁も関連はないとみており、判定会も開催しないという。 ただし、吉田所長は「これまで大きな地震のない非常に珍しい場所なので、なぜここで起きたのか注意して見ていく必要がある」と話す。 東日本巨大地震(M9・0)で誘発された可能性については、16日未明に記者会見した気象庁の横山博文・地震津波監視課長は「分からない」としながら、震源域が異なることから「別の地震だ」と話した。一
長文です。 日曜、月曜と穂高亜希子さんのレコーディングでこの地震で大変な状況にある東京に向かった。 実は東京に向かうのには自分の中で大きな葛藤があった。余震、原発でただでさえ大変な状況にあり、しかももっとひどくなることも予想され、もし万が一の状態になった場合は東京にとってのただのお荷物ストレンジャーになってしまうことも考えられたからだ。こんな状況の中わざわざ東京に観光に行く人がいないのと同じことですね。観光じゃないんだけどさ。 他の仕事をしながらのレーベル活動、レーベルで食っていくことはできない、いやそもそも考えていない、そのこともあとで書く。レコーディングにもわざわざ立ち会わなくても何とかその日に出来ると行ってくれた参加メンバーにおまかせして何とか進めることは出来る。 そういう状況で今の東京に行く必要があるのか。でも行きたいと思った。万が一のことがあったとしても覚悟を決めて、と言うと大げ
石原慎太郎・東京都知事によるとされる「天罰」発言には、私には関心がなかった。今でもさして関心はない。理由は簡単で、この人の新しい失言から思想信条を考えるまでもなく、それなら、過去の失言で十分ではないかと当初思えたからだ。問題は、そうした思想信条が公的な立場である東京都知事としての行政に反映されているかなのだが、これまで都知事をされていて、特段に影響を見ないように思う。 今回の失言の顛末だが、すでに「言葉が足りなかった。撤回し、深くおわびする」(参照)と謝罪したとのことなので、政治的な決着は済んでいると言えるのではないか。本人としても、「天罰」発言が失言であったと認めている(参照)。 とはいえ、当初の報道のされかたに私は奇妙な印象を受けた。これってきちんとした報道になっているのだろうか。そういう思いから、報道の資料としてブログに残して、それと自分がこの件で思ったことを記しておきたい。 大手紙
バスケットボールの米女子プロリーグWNBAのニューヨーク・リバティに所属するキャピー・ポンデクスター選手(28)が短文投稿サイト「ツイッター」に、日本が東日本大震災に見舞われ、多数の犠牲者が出たのは、真珠湾攻撃に対する報いと書き込み、その後、謝罪していたことが14日分かった。 ポンデクスター選手は大震災後の12日「真珠湾攻撃に対する報い」とつぶやいた。発言に抗議したとみられる人に対しては、日本人の蔑称を使って「あなたはジャップ?」と記した。 同選手は14日「この悲劇の最中に、傷つけたかもしれない人に謝りたい」と述べた。 同選手はオールスター戦に3回出場、昨季の総得点はリーグ1位の有力選手。(共同)
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