取材:泉悠斗 構成:編集部 2020年にライブ配信機器を2機種発売 アイ・オー・データ機器は、PCユーザーであればお馴染みのPC周辺機器業界の老舗企業だ。ハードディスク、メモリーなど、パソコン周辺機器のメーカーというイメージが強いが、2020年にはライブ配信機材の発売を開始。アイ・オー・データ機器がこのジャンルの製品に参入してきたのは、驚きではないだろうか。今回は、石川・金沢にあるアイ・オー・データ機器の本社ビルにお伺いして、ストリーミングBOXシリーズ企画担当の竹田隼氏にライブ配信参入のきっかけや今後の展開について話を聞いてみた。 泉:パソコン周辺機器でお馴染みのアイ・オー・データ機器さんが配信機器に参入するのは意外でした。きっかけは何でしょうか? 弊社のキャプチャー製品の中ではパソコン要らずに録画と実況ができる「GV-HDREC」や「GV-USB3/HD」が人気で、主にゲーム動画の録画