新潟大学(新大)、大阪公立大学、工学院大学、国立天文台(NAOJ)、統計数理研究所、総合研究大学院大学、東京工業大学、東京大学(東大)、東北大学、八戸工業高等専門学校(八戸高専)の10者は1月16日、国際共同研究チームのイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)コラボレーションが2019年4月に観測成功を発表した、大型楕円銀河「M87」の中心の超大質量ブラックホール(SMBH)における「ブラックホールシャドウ」(以下、BHシャドウ)とその輪郭である「フォトンリング」(以下、リング)の観測に関連して、今回その観測が行われた2017年4月から1年後の2018年4月に改めて行った同天体の観測結果についての研究成果をオンライン会見において共同発表した。 【画像】リングとブラックホールシャドウのシミュレーション画像 同成果は、新大 自然科学研究科/創生学部の小山翔子助教(台湾 中央研究院 天文物理