タグ

ブックマーク / president.jp (236)

  • 結婚できない男を生み出してしまう「過保護すぎる母」 こんなところにも超少子化の原因が

    少子化社会を迎えた日。ニッセイ基礎研究所人口動態シニアリサーチャーの天野馨南子さんは、統計データを正しく読み解くことで、誤った思い込みをなくし、真の課題に向き合う必要があると説きます――。 少子化は女性の社会進出のせいではない 日は「少子化」と言われ続けて30年近く経ち、1993年以降は合計特殊出生率が常に1.5未満の超少子化社会となりました。少子化が進んだ理由として、「女性の学歴が高くなったから」「女性が働くようになったから」「結婚しても子どもはいらないと考える人が多い」など、あたかも女性の社会進出が原因のように誤解されることが多いですが、これは誤りです。 まずは日の出生数に関係するデータを丁寧に見ていきましょう。統計を見ると、日の場合は結婚を伴わない出産は2%と非常に少なく、結婚と出産が深く結びついています。 初婚同士の夫婦が結婚して15年から19年経過して最終的にもつ子ども

    結婚できない男を生み出してしまう「過保護すぎる母」 こんなところにも超少子化の原因が
  • 東浩紀「TwitterやYouTubeで『知の観客』をつくることはできない」 いまのネットにある「違和感」の正体

    「これでいいんですか?」って何回も何回も何回も何回も言った 【東】吉田さんの取材は緊張しますね。 ——雑談するだけなので大丈夫ですよ! とりあえず今回のは、ライバルが『鬼滅の刃』ってぐらいに売れてるらしいじゃないですか。 【東】初速は。でも、どれくらい広がってるのかわからないですよ。そもそもゲンロンってなんだってことですからね。『ゲンロン戦記』ってタイトル自体、「これでいいんですか?」って何回も何回も何回も何回も言ったんだけど、「いや、これがいいんだ」ということで。 ——東さんがゲンロンという会社を作って大変なことになった話だから正解ではあるんですよね。なんでこれを出そうと思ったんですか? 【東】中公さんから企画が来て、「『ゲンロン戦記』ってを出しませんか?」って。これは仮題でそのうち変わるのかと思ってたら変わらないまま最後までいっちゃったっていう感じです。 ——最初からそこまで決まっ

    東浩紀「TwitterやYouTubeで『知の観客』をつくることはできない」 いまのネットにある「違和感」の正体
  • 独身が増え続ける原因を「若者の恋愛離れ」にしたがるメディアの大ウソ 今も昔も恋愛強者は3割しかいない

    昔の若者は草ではないし、恋愛力も高かった? 人間とは不思議なもので、事実を信じるのではなく、自分が信じたいものを事実と考えるようになるものです。それが、たとえ虚構だったとしても。つまり、信じたくない事実は、事実として認められず、闇に葬り去られるのです。 日の未婚化・非婚化を論じるときに必ず「若者の草化」とか「若者の恋愛離れ」という話が出てきます。これは、裏返せば、昔の若者は草ではないし、恋愛力も高かったということを言いたいのかもしれませんが、果たしてそれは当でしょうか? 今月14日に、NHKが「結婚や異性と交際していない人増加 女性は20年で1.5倍に」というニュースを報じ、話題になりました。こういう報道を見て、世のおじさんたちは「そうだな、その通りだな。イマドキの若いもんは……」と膝を叩くのでしょう。しかし、申し訳ありませんが、少なくとも「恋愛において若者が草化した」などとい

    独身が増え続ける原因を「若者の恋愛離れ」にしたがるメディアの大ウソ 今も昔も恋愛強者は3割しかいない
  • 最強のモーニングルーティンは「1日30分の朝散歩」である メンタルにも体にもいいことづくめ

    ストレスフリーを目指すための最高の習慣 いま、YouTubeなどで有名人によるモーニングルーティンが話題ですが、精神科医としておすすめの最高のモーニングルーティンが「朝散歩」なのです。 方法は簡単です。朝起きてから1時間以内に15~30分の散歩をするだけです。それだけで、セロトニンが活性化し、体内時計がリセットされ、「副交感神経」から「交感神経」への切り替えがうまくいき、自律神経が整えられるのです。ストレスフリーを目指すのに、こんなに効果的な健康習慣はありません。 ファクト1:朝散歩の科学的根拠とは 私は25年間以上、精神科医として、メンタル疾患が治りやすい人と治りにくい人の特徴を観察してきました。メンタル疾患が治りにくい人の特徴は、「昼まで寝ている」ことです。 実際に「昼まで寝ている」という患者さんが、「朝散歩」をはじめた途端に、症状が急激に改善する事例を多数観察し、現在では一般の人にも

    最強のモーニングルーティンは「1日30分の朝散歩」である メンタルにも体にもいいことづくめ
  • 新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体 コロナ重症者は血中濃度が低かった

    ビタミンDの免疫調整作用が感染症に効果的 上気道炎(鼻やのどなど上気道に起こる炎症)予防の目的でビタミンDを投与することは有益とされており、ビタミンDと季節性に変化する感染症とのあいだには、何らかの関係があると考えることが自然でしょう。WHOも上気道炎予防にビタミンD摂取を推奨しています。 では、なぜビタミンDは感染症のリスクを減らすことができるのでしょうか。これにはいくつかのメカニズムが考えられますが、世界のこれまでの研究では主に以下のような事実が確認されています。 ・ウイルスの複製率を低下させる物質の誘導 ・炎症性サイトカインの濃度の低下 ・抗炎症性サイトカインの濃度の増加 ビタミンDが持つ免疫調整作用により、体内で起こる炎症が抑制されるために、感染のリスクが低減すると考えられます。

    新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体 コロナ重症者は血中濃度が低かった
  • 「2センチの虫が数千匹」ゴミ屋敷で暮らす公務員男性の不気味な依頼 取材記者「最もキツい現場だった」

    「正常な人」が物を捨てられなくなっていく 一般に価値のない物でも捨てるのに著しい苦痛を感じる「ためこみ症」という病気がある。 2013年、米国精神医学会がつくる精神疾患の国際的診断基準で定義された。ためこむ物は、雑誌や書籍、新聞、料品、空き箱などさまざまで、将来の使用に備えて整理することができず、ゴミの山のように積み重なっていく状態だ。つまり、芸術品のようなものを収集する癖があっても、整理し、飾るなどして楽しんでいる人はためこみ症ではない。 九州大学病院精神科の中尾智博教授は、こう話す。 「ためこみ症の症状は大きく、①物を大量に集める、②整理整頓ができない(べても置きっぱなし)、③物への執着が強くて捨てられないの3つです。中には物を捨てることは体の一部を取られるようだ、という人もいる。ゴミじゃないと否定する場合もあるでしょう」 周囲を見渡しても部屋が片付けられない人は、よく目にする。病

    「2センチの虫が数千匹」ゴミ屋敷で暮らす公務員男性の不気味な依頼 取材記者「最もキツい現場だった」
  • 「キャバ嬢が1日で1億円を稼ぐ」急成長するライバー市場のヤバすぎる勢い 約1万人が月6万円以上を稼ぐ

    コロナ禍で配信アプリの勢いが止まらない。そのなかでも17LIVEは「ライバー」と呼ばれる配信者をこの半年で10倍に増やしている。その中には1日で1億円相当のポイントを稼いだライバーもいたという。ITジャーナリストの高橋暁子氏は「ライブ配信を見るだけでなく、『投げ銭』をする人が増えている。この動きはさらに広がりそうだ」という――。 昨年の成長率は300% 「いつも決まった時間にライブ配信している。大抵、その日にあったことを話してるけど、毎日来てくれる人もいるから楽しみ」。ある女子高生はライブ配信が習慣になっており、常連と話すのを楽しみにしているという。このように、普通の人達がライブ配信する例が増えている。 ライブ配信サービスには、YouTube Live、LINE LIVE、Twitch、ニコニコ生放送、Mirrativ、SHOWROOMなど、様々なサービスがある。その一つ、17LIVE株式

    「キャバ嬢が1日で1億円を稼ぐ」急成長するライバー市場のヤバすぎる勢い 約1万人が月6万円以上を稼ぐ
  • サイゼリヤ会長が自店でバイトするシェフに「社長になって」と頼んだワケ 「ふさわしい人が社長になればいい」

    八百屋とアサリ屋があったからサイゼのメニューが生まれた 【村山】前回お話に出た1号店は、今は「サイゼリヤ1号店教育記念館」になっていますが、何回か行きました。正垣会長のに書いてあったように、八百屋さんがいまだに玄関を塞いでて、横のほうまで野菜がずらっと並んでるので、面白いなと思いました。 【正垣】八百屋が野菜を並べてるから、店の入口がわからない。だからお客なんて入ってこない。だけどこれ、エネルギーがやってることでしょう? 最高のことが起きてるんだよ。だから八百屋のものでトップ商品つくってやろうと思ったんだよ。それがサラダ。あと、アサリ屋がいるから、アサリでトップ商品をつくってやろうと。これがボンゴレになる。 野菜サラダとボンゴレがどんどん出るものだから、ウチは2階の小さな10何坪の店だから、八百屋とアサリ屋が倉庫になったわけ。夜中になくなったら、鍵開けて入って冷蔵庫を開ける。 もっとすご

    サイゼリヤ会長が自店でバイトするシェフに「社長になって」と頼んだワケ 「ふさわしい人が社長になればいい」
  • 猛追バイクに接触、転倒…全身骨折の50代男性に警官が放った一言 「物損事故の処理でいいですか」

    国道を直進する1台のバイクに、後ろからかなりのスピードで別のバイクが迫ってくる。次の瞬間、2台のバイクが接触。そのはずみで、接触された前方のバイクは左側に転倒し、ライダーは路上に投げ出される——。 その後、現場には救急車が到着し、映像には自力で動くことのできないライダーが担架に乗せられて搬送されるまでの一部始終が記録されていた。 転倒したAさん(50代・男性)が後続車にはねられなかったのは不幸中の幸いだったが、Aさんはこの事故で、左血肺、左肺挫傷のほか、鎖骨や肋骨、腕や足の骨など、計7カ所を骨折する重傷を負い、そのまま長期の入院を余儀なくされることになった。 一方、後ろから走ってきたBさんは、転倒を免れたためけがはなかった。 バイク同士のこの衝突事故は、2017年9月、埼玉県内の国道で発生した。紹介した映像は、Aさんのすぐ後ろを走っていた仲間のバイクに装着されていたドライブレコーダーが偶然

    猛追バイクに接触、転倒…全身骨折の50代男性に警官が放った一言 「物損事故の処理でいいですか」
  • SNSでフェミニズムを語る女性たちが、男にも女にも嫌われる決定的理由 性別二元論を批判したはずなのに…

    「明らかな味方」を執拗に叩く心理 ここ最近、「ツイッターフェミニズム」(ツイフェミ)と呼ばれる動きが一部で広がっている。一見すると、ツイフェミはミサンドリー(男性嫌悪)によって突き動かされているように思える。だが、ツイフェミ=ミサンドリストという理解は、決して正確ではない。 ツイフェミの言動が過激化する背景には、「男が許せない」という怒りに加えて、もう一つの大きな怒りが存在する。 ツイフェミが攻撃するのは、女性嫌悪に満ちた男性だけではない。女性嫌悪に染まっておらず、フェミニズムに対して理解を示すリベラルな男性たちもまた、彼女たちの攻撃対象になる。女性への性暴力に反対するデモやイベントに来た男性に対して、主催者が「男性の方もこんなに来てくださった」「賛同してくださる素敵な男性もいらっしゃった」と感謝の意を述べると、「少しでもまともな男に出会った時に感謝する癖は見直すべき」「被災者がボランティ

    SNSでフェミニズムを語る女性たちが、男にも女にも嫌われる決定的理由 性別二元論を批判したはずなのに…
  • 人事部は語る「リモートワークで知らぬうちに評価を下げる"残念社員"たち」 経営者の本音は「在宅勤務に反対」

    建設さん:建設業人事部長。自粛中にネトフリをお試しの1カ月でやめるはずが、退会し忘れている。 広告さん:広告業人材開発部長。電通のトンネル会社問題に「うちもそんな経営体力があればなぁ……」。 サービスさん:サービス業組織開発部長。もリモワで家では険悪。コロナ離婚の危機で出会い系アプリを開始。 ITさん:IT業人事担当役員。「支援だ」と行きつけの店でボトルを入れ、インスタでドヤるのがマイブーム。 自粛明け1日でうつ病になる社員 ――緊急事態宣言解除以降もリモートワークを続けている企業も多い。皆さんの会社ではコロナ前と違ってどんな問題が発生していますか。 【建設さん】8割出社制限から今は週3日出社、2日在宅に変わり、しかも電車の混雑を避けるためスライドワーク(時差通勤)になっている。机も斜め横に離して密を避けている。コロナ前は定時に全員揃っていたが、今は出社や退勤もバラバラ。風景が全然変わっ

    人事部は語る「リモートワークで知らぬうちに評価を下げる"残念社員"たち」 経営者の本音は「在宅勤務に反対」
  • なぜ日本は75年間も「無謀な戦争を仕掛けた敗戦国」のままなのか 米国公文書が示す自虐史観の源流

    夏になると蘇る「敗戦国」の記憶 毎年、8月になると戦争関連の報道、番組が増えます。この場合の戦争というのはもちろん1945年に日の敗戦で終わった先の戦争のことです。さまざまなテーマが扱われますが、基的なトーンとしては「反省」が軸にあるものがほとんどです。無謀な戦争をして、多くの犠牲を出し、酷い敗け方をした以上は当然でしょう。 しかし一方で、その前提となっている歴史観には、首をひねりたくなるものも多々あります。たとえば、以下のような文章を読んで、読者はどう思われるでしょうか。 「日は無条件降伏したのだから、旧連合国の要求や批判を受け入れるしかない。先の戦争は連合国とくにアメリカがアジア諸国から日の支配を排除した太平洋戦争であって、欧米列強からアジア諸国を解き放ち共栄圏を作るための大東亜戦争ではなかった。連合国とくにアメリカは正義の戦争を戦って悪の戦争をした日に勝ったのだから、極東国

    なぜ日本は75年間も「無謀な戦争を仕掛けた敗戦国」のままなのか 米国公文書が示す自虐史観の源流
  • 「お盆に帰省していいのか、ダメなのか」それすら明言しない安倍政権の責任逃れ 一律に自粛は求めないという屁理屈

    Go To トラベル」の前倒し実施に踏み切った時も、8月1日に予定されていたイベント開催制限の緩和を見送った時も、そう語っていた。判断はあくまで専門家の意見に従った結果で、政治が勝手に決めたわけではない、と言いたいのだろう。要は責任逃れに終始しているのだ。 お盆休みの帰省シーズンが目前に迫っているが、国民はどう行動すれば良いのか。西村担当相は、またしても「専門家任せ」に動いていた。帰省が格化する前の8月7日までに政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」を開いて意見を聞くとしていたのだ。 ところが、8月5日の夕方、分科会の尾身茂会長が臨時の記者会見を開催。「お盆休みが近づく中、次回の分科会の開催を待たず、政府に対して帰省に関する提言をすることが責任、役割だと思った」とし、政府への提言内容を公表したのだ。 分科会は「お墨付き」のために利用されている 尾身会長がフライングとも取れる行動に

    「お盆に帰省していいのか、ダメなのか」それすら明言しない安倍政権の責任逃れ 一律に自粛は求めないという屁理屈
  • 投資家・村上世彰氏がN高生を「学習効果がない」とバッサリ切ったワケ 高校生1人20万円で投資した結果

    昨年6月、N高等学校の「投資部」特別顧問に就任した投資家の村上世彰氏。村上氏が資金を提供して、高校生44人が実際に投資体験をした。投資のタイミング、投資家に求められる条件、お金質などを教える講義の際、村上氏はある生徒の質問を「学習効果がないな(笑)」とバッサリ切った。いったい何があったのか――。 投資家・村上世彰から各20万円を提供されたN高生44人が投資お金質を多くの若者に理解してもらいたい」 私、村上世彰は、そんな思いでN高等学校(N高)投資部の特別顧問を引き受け、10カ月にわたって高校生の投資教育に取り組みました。高校生44人に、ひとりあたり20万円を支給。投資先は東証上場銘柄に限定し、損をしても返済は不要で、利益が出た場合は部員個人のものになるというルールです。 下記は、彼らに講義した際の質疑応答の様子です。 質問1【暴落で買うか、上昇トレンドで買うか】 【部員】「株は

    投資家・村上世彰氏がN高生を「学習効果がない」とバッサリ切ったワケ 高校生1人20万円で投資した結果
  • 上野千鶴子「人はなぜ不倫をしないのか。私には信じられない」 性的自由を手放すなんて恐ろしい

    人はなぜ不倫をするのか。社会学者の上野千鶴子氏は、「むしろ、不倫しない人はなぜしないのか。結婚して性的な身体の自由を手放すなんて恐ろしい」という。男女関係や不倫について20年以上取材を続ける、フリーライターの亀山早苗氏が話を聞いた——。

    上野千鶴子「人はなぜ不倫をしないのか。私には信じられない」 性的自由を手放すなんて恐ろしい
  • 殺人、賄賂、賭け麻雀もお咎めなし…わが国の"上級国民さま"という人間のクズ 令和の新身分制度に下級国民が激怒

    事件を起こしても「ごめん」で済んでしまった大臣 誰もが知る「天下人」と言えば、豊臣秀吉や徳川家康の名が挙がるが、栄華を極めた武将たちの裏には「身分制度」があったことも知られている。貧困層の対極にある特権階級の上級武士は豪華な邸宅に住み、美酒に酔い、大手を振って闊歩かっぽしていたことだろう。 さすがに今日においては、こうした「ヒエラルキー」は跡形もなく崩れたものだと思っていたが、どうも違ったらしい。 今、日には「見えない階層」が存在しているのだ。「上級国民」と呼ばれる彼らは、単に社会的地位や所得といった「スペック」が高いだけではない。たとえ法を犯した場合でも「下級国民」とは異なるケースが待っているというから理解に苦しむのである。令和時代の新たな「身分制度」に一般国民の怒りは、静かに、しかし確実にたまりつつある。 「大臣を辞職し、会見で事実を認めて謝罪したことを考慮した」。東京地検特捜部は6

    殺人、賄賂、賭け麻雀もお咎めなし…わが国の"上級国民さま"という人間のクズ 令和の新身分制度に下級国民が激怒
  • 世界中で日本だけ「コロナ感染のグラフがおかしい」という不気味 絶対的な死者数は少ないのだが…

    新型コロナウイルスによる日の死者数は欧米に比べて少ない。だが感染者数と死亡者数を「対数グラフ」で分析すると、日だけが異常な推移をたどっている。統計データ分析家の川裕氏は、「他国のように収束へ向かう横ばい化への転換が認められず、増加ペースが落ちていない。そこには3つの理由が考えられる」という——。 世界中で日だけ「コロナ感染のグラフがおかしい」 新型コロナウイルスは、海外でも日でも「感染爆発」と呼ばれた一時期ほどの急拡大は見られなくなってきた。だが、それでもなお深刻な感染状況が続き、医療が対応しきれないこともあって各国で死者が増えている。 1月に中国・武漢ではじまった新型コロナの感染拡大は、その後、韓国、イラン、イタリアなどと広がり、また、さらに欧州各国や米国などを中心に全世界に拡大してきている。この4カ月余りを過ぎた時点で、地域によって感染拡大のテンポや規模がどのように違っている

    世界中で日本だけ「コロナ感染のグラフがおかしい」という不気味 絶対的な死者数は少ないのだが…
  • コロナ危機で総理への道が見えた小池百合子、「無能確定」の安倍晋三 ついに、鉄の天井を蹴破るときが…

    「これほど無能な人間を他に知りません」 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う初の「緊急事態宣言」は、この国のリーダーたちの手腕を浮き彫りにすることに繫がった。政権奪還から7年半もの長期政権を築いてきた安倍晋三首相には、初動の遅れや国民の不安に寄り添わない政策に批判が集まり、内閣支持率が低下。一方で、強力なリーダーシップと国民目線で「命を守る」と発信し続ける東京都の小池百合子知事や大阪府の吉村洋文知事には、インターネット上で賛美する声が相次いでいる。コロナ危機で現れた国民が求めるリーダー像、その違いを追った。

    コロナ危機で総理への道が見えた小池百合子、「無能確定」の安倍晋三 ついに、鉄の天井を蹴破るときが…
  • 台湾のコロナ対策が爆速である根本理由「閣僚に素人がいない」 ポストを実力本位で振り分けている

    「国民を守れる国」は何が違うのか 事態の悪化に先んじる迅速な決定、次々と打ち出される合理的できめ細やかな措置。厳格な防疫態勢、マスクの配給システムや国民への積極的な情報公開、さらに中小企業やアーティストへの支援策まで、台湾の新型コロナウイルス禍への対応は今や世界的に評価されている。 それは単に台湾の人口が少なかったり、国土が小さかったり、たまたますごい人物が政権の中枢にいたからではない。「強い政府、機能する行政、国民を守れる国」の秘密は、台湾という国家の仕組みそれ自体にあった。日とはどこが違うのか。今回の記事では、その質に迫りたい。 「たまたま優れた人材がいたから」ではない 今回の対コロナ対応で、台湾が迅速に決定を下し、行政が有効に行動できたのは、もちろん蔡英文さい えいぶん総統、陳建仁ちん けんじん副総統、蘇貞昌そ ていしょう行政院長(首相)、陳時中ちん じちゅう衛生福利部長(厚労大

    台湾のコロナ対策が爆速である根本理由「閣僚に素人がいない」 ポストを実力本位で振り分けている
  • ロゴが意味不明「極度乾燥(しなさい)」が経営不振に陥った理由 「新鮮さが消えた」だけではなかった

    Tシャツに書かれた言葉は「赤ちゃんを泣き」? ある時、番組リスナーからこんなメッセージが舞い込んできた。 「アメリカの若者の間で漢字がクールと思われていて、漢字で書かれたTシャツを着ている人がたくさんいるが、日人なら絶対着ないようなことが書かれていることもあるそうですね」 これに対しラボの面々は皆うんうんと頷うなずきながら、 「結構多いと思う。漢字とかが入っているスウェットシャツ、何て書いているかは分かんないけど、漢字だからかっこいいと思う人が多い」(ミクア) 確かに「侍」「忍者」と言ったロゴ入りTシャツやスウェットシャツ、時には「馬鹿」や「変態」、「日人彼女募集中」なんていうのもよく見かける。 意味が分からず着ている人もいるだろうが、少なくともこれらはちゃんと日語として意味が成立しているし、意味を分かって着ていてわざと笑いを取っている場合もある。 しかし問題は、日語として全く意味

    ロゴが意味不明「極度乾燥(しなさい)」が経営不振に陥った理由 「新鮮さが消えた」だけではなかった