フェイスブックは9日、Facebookの広告料金基準を改定し、1クリックごとに費用がかかる「コスト・パー・クリック(CPC)」方式でクリックの計測方法を変えると発表した。Webサイトへのアクセスや、アプリをインストールするリンクなどをクリックしたときのみ、カウントされるようになる。これまでは、「いいね!」ボタンや「シェア(共有)」「コメント」のクリックも数に入れていた。数週間以内に適用されるという。 「広告キャンペーンの特設サイトや、Eコマースサイトのアクセス数を増やしたい」といった目的にかなう料金基準になる。ひるがえせば従来は、実際にはアクセスがなくても、「いいね!」が押されると広告料金が発生していた、ということだ。サイトやアプリのリンクのほか、今後クリックとして数えるのは、「購入する」「予約する」など行動を促す「コール・トゥ・アクション」ボタンのクリック数、「外部サイトの動画」を再生す