III,IV を 確率の加法定理 と呼ぶ 確率の乗法定理 一般に,事象 $A$ が起こったという条件のもとで事象 $B$ の起こる確率を,$A$ のもとでの $B$ の 条件付き確率 といい,$\Pr\{B\ |\ A\}$ で表す。ただし,$\Pr\{A\} \ne 0$ とする。 \[ \Pr\{B\ |\ A\} = \frac{n ( A \cap B ) }{ n ( A ) } = \frac{\Pr\{A \cap B\} }{ \Pr\{A\} } \tag{1} \] 2 つの事象 $A$ と $B$ について, \[ \Pr\{A \cap B\} = \Pr\{A\}\ \cdot\ \Pr\{B\ |\ A\} \tag{2} \] V を 確率の乗法定理 という。 事象の独立・従属 一般に,2 つの事象 $A$,$B$ があって,$A$ が起こった場合と,起こらな