以下イベントの発表資料です https://kernelvm.connpass.com/event/209105/
Linuxカーネルも人類が生み出したものである以上、既知であれ未知であれなんらかの不具合を抱えています。そしてそれは「都合の悪い時」に限って顕在するものです。今回は「やたらとカーネルがフリーズする」不幸な星のもとに生まれた人に向けて、カーネルがクラッシュしたときのデバッグ方法を紹介しましょう。 カーネルだってつらいときはあるんです Linuxカーネルには「クラッシュダンプ」と呼ばれる仕組みが存在します。これはカーネルがどうしようもない自体に陥ったとき(=panicしたとき)、システムを再起動する前に障害収集用のシステムを起動し、現象発生直後のカーネルのメモリーをストレージに保存する機能です。これを使えば、panic時の原因を追求することが可能です[1]。 UbuntuをはじめとするLinuxディストリビューションにとって、Linuxカーネルはまさに「縁の下の力持ち」と言える存在です。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く