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ブックマーク / blog.xcir.net (4)

  • 強いキャッシュ 弱いキャッシュとはなにか – cat /dev/random > /dev/null &

    先日とらのあなラボ様の勉強会に参加していたところ「強いキャッシュ」「弱いキャッシュ」とキーワードが出てきました。 初めて聞く表現だったので質問したところやはり知らない定義だったため、少し調べてまとめてみたものです。 なお、強いキャッシュ・弱いキャッシュという説明を否定するものではなく、補完したいと考えています。 強いキャッシュ・弱いキャッシュの定義 ネット上を調べると日語・中国語・英語で説明が出てきますが、調べた限りでは強いキャッシュ・弱いキャッシュの初出はWebフロントエンド ハイパフォーマンスで、定義は以下の通りです。 ExpiresヘッダーとCache-Controlヘッダーでは強いキャッシュを設定できます。 ETagヘッダーとLast-Modifiedヘッダーでは弱いキャッシュを設定できます。 Webフロントエンド ハイパフォーマンス p124 こちらの文書の前後に詳しい定義があ

  • HTTPキャッシュ入門の入門 – cat /dev/random > /dev/null &

    ローカル・経路上のキャッシュを併用しよう キャッシュは再利用されるほどいいものです。 サイトの規模にもよるのですが、ローカルと経路上のキャッシュはそれぞれ性質が異なるため、ブラウザキャッシュだけ適切に設定しておけば経路上では不要というわけではありません。 ローカルキャッシュはキャッシュを持つクライアント自身がサイトを再訪する場合は有効ですが、キャッシュを持っていない新規クライアントには無効です。 経路上のキャッシュは新規クライアントに対してもキャッシュを返すことができるため、例えばサイトへの流入が突然増えるといった事態でも対処がしやすいです。 そのためコンテンツ次第ではありますが、ブラウザキャッシュのように特定のクライアントでしか使えないprivate cacheにするよりも、 効率を考えてローカル・経路上のどちらでもキャッシュができ、多数のクライアントで共有できるshared cache

  • CDNとの付き合い方 – cat /dev/random > /dev/null &

    最近何かと話題なCDNですが、そもそもCDNってなんだろう・・・どんなことに使えるんだろう?的なことを書いてみようと思います。 一応先に言っておくと、私はCDN業者に所属したことないのであくまでも利用者として見た時の話を書きます。 また、私の考えであり、様々なワークロードがあるなかでこれがすべてではありませんので、こんな考えもあるんだなぁぐらいに思ってもらえると助かります。 そもそもCDNってなんだろうか そもそもCDNはContent Delivery Networkの略であってCache Delivery Networkの略ではありません。 要はコンテンツをクライアントに対して高速・効率的に配信するためのネットワークです。 良くCDNといえばその成り立ちからキャッシュというイメージはありますが、重要な要素の一つではあるもののCDNの全てではありません。 さらに言えばAkamaiのInt

  • サイトの高速化を難しく考える前に – cat /dev/random > /dev/null &

    ここ最近いくつかのサイトを見ていて、アレ?妙に重くない?とDevTools等を見てみたらいろいろな問題点を見つけました。 例えばベースページが重いというのもあるのですが、単純にリソースが大きすぎる、ヘッダがおかしい等少しの工夫で閲覧をする人たちは快適になるだろうというのを思いました。 正直なところ今回記述する内容はいろんなサイトや書籍では触れられてはいるのですが、サイトを見回って共通で考慮が漏れていて、余りサイトに変更を加えずに効果がでそうなのを纏めてみました。 そのページを見るのにどれだけのダウンロードが必要ですか? 最近はPC環境もモバイル環境もより強力になり、リッチなコンテンツをストレスなく見ることが可能になりました。 マシンスペックやブラウザの高速化等いろいろありますが、ラストワンマイルのNW帯域が改善したのが大きいと個人的には感じています。 しかし、それに甘えて不必要なリソースを

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