絶叫する60度 絶叫する60度(ぜっきょうする60ど)は、南緯60度から70度にかける海域の俗称である。英語からシュリーキング・シックスティーズ、スクリーミング・シックスティーズともいう。南極海を航行する船は、吠える40度、狂う50度を超えたこの海域でさらに強い嵐に見舞われる。 南米最南端のティエラ・デル・フエゴと南極大陸最北端の南極半島の間、ドレーク海峡はこの海域に相当する。この緯度帯では、地球を周回する偏西風や海流(南極環流)の行く手をさえぎる陸地がないため、風速や波の高さは最高に達する。これらの嵐はしばしば南極大陸沿岸にも襲い掛かる。 wiki-絶叫する60度-より引用