JR東日本と県、藤沢、鎌倉両市の4者は8日、JR東海道線の大船─藤沢駅の中間に「村岡新駅(仮称)」を設置することで合意した。 今後、詳細設計に着手し、JRは2032年ごろの開業を見込んでいる。新駅の設置が決まったことで、周辺で進む両市域の一体的なまちづくりが加速する。 新駅の位置や費用の負担割合に関する基本事項をまとめた覚書を4者で締結した。 7万人弱の利用想定
バス停を交換できれば、問題も解決していくだろう。しかし、コロナ禍の影響がバス停にも影を落としているという。 横浜市交通局は地方公営企業として、一般会計からの任意補助金に頼らず、主にバスや地下鉄の乗車料収入で経営している。 「通常の白いポールのバス停(写真1)ですら1基数万円。正直、購入できる数に限りがあり、安全性に問題がない限りは交換できない」と同局の担当者は言う。 本年度はコロナ禍の影響で市営バスは赤字の見通し。担当者は「毎年5基ほど購入し、紅葉坂はたまたま在庫があったのですぐに替えられた。今後は購入が難しくなるかもしれない」とこぼす。 地域によってさまざまな横浜市営バスのバス停 [写真番号:470703] この写真に関するお問い合わせ 3メートル級のバス停を見上げる子ども=横浜市西区 [写真番号:470704] この写真に関するお問い合わせ (1)阪東橋(中区) [写真番号:47062
「とてつもなく背の高いバス停が横浜市内にあります。子どもや車いすの人が時刻表を見にくいだろうし、早急に改善する必要があるのでは?」。 「追う! マイ・カナガワ」取材班に、こんな声が届いた。 いったいどんなバス停なのか? 投稿した同市内の男性(45)と西区にある問題のバス停「浅間町車庫前」で待ち合わせると、驚くべき光景が目に飛び込んできた。 上からバス停名、行き先案内、時刻表が並ぶ。 市内でよく見かける白いポールのバス停と形は変わらないが、記者の身長より倍ぐらいありそうだ。 男性と一緒に手を伸ばして3メートルのメジャーで測ってみた。目盛りがいっぱいになるが、手が届かずうまく測れない…。 「このバス停は私が子どもの頃からあった気がします」と男性。 試しに子どもや車いす利用者の目線になるように、かがんでみた。時刻表は見えるが、びっしりと書かれた行き先案内は遠すぎてよく見えない。 男性によると、同
横浜で開かれたIR産業展に出展された米ラスベガス・サンズのブース=1月 米カジノ大手のラスベガス・サンズは13日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の日本への進出を断念する、と発表した。同社は、横浜市が昨年8月に誘致を正式に表明した同じ日に、東京と横浜でのIR開発に注力する方針を表明していた。神奈川新聞社の取材に「この決断は新型コロナウイルスの影響とは無関係」と回答したが、詳しい理由は明らかにしなかった。 米サンズ進出断念、横浜市当局は冷静 コロナ影響不安視も 同社が13日、ホームページで発表し、会長兼最高経営責任者(CEO)のシェルドン・アデルソン氏のコメントを掲載した。 その中で、アデルソン氏は「統合型リゾート施設開発によって日本はビジネスおよびレジャー観光市場からの恩恵を享受するであろう」とIRの意義を強調。その上で「しかし、日本におけるIR開発の枠組みでは私たちの目標達成は困難
相鉄線 相鉄線かしわ台駅(海老名市柏ケ谷)で4月、副駅長が酒に酔って無断で線路内に立ち入り、別の副駅長が電車の遅延は「一般の駅利用客が原因」と虚偽の報告をし、2人で事実を隠蔽(いんぺい)していたことがわかった。相模鉄道が30日、神奈川新聞の取材に認めた。同社は2人を停職の懲戒処分としたが、公表していない。 2人はともに、海老名管区の同駅に勤務する50代の男性副駅長。同社によると、5日午後5時25分ごろ、酒に酔った副駅長が下りホームから線路に降りた。ホーム下に座り込んだ後、線路内を歩いているのを駅員が発見。非常停止ボタンを押し、構内に進入していた下り電車が緊急停止した。 副駅長は線路内に立ち入った約5分後、約60メートル先の階段から下りホームに戻り、運転士に保護された。当時は夜勤明けの非番で、駅近くの飲食店で非番の同僚と飲酒後、同駅から帰宅するところだったという。影響で、上下線が最大6分遅れ
事故があった南幸の現場=31日午前10時25分ごろ、横浜市西区 31日午前8時50分ごろ、横浜市西区南幸2丁目の10階建てホテルの解体工事現場で、外壁の周囲に設置してあった防護用の金属製パネルが崩落した。 【動画と写真で見る】謎の白い泡が空から!? 横浜駅西口、その正体は… 戸部署によると、パネルやがれきがホテル沿いの市道などに倒壊。影響で市道の通行止めが同日夜まで続いた。けが人はなかった。 署によると、作業員が解体工事のためクレーン車を操作していた際、クレーン車のアーム部分が防護板を支えていたワイヤに引っ掛かり、崩落を招いたとみられるという。事故発生時には少なくとも2人が作業に関わっていたとみられる。 現場は横浜駅西口から南西に約500メートルの繁華街。通勤時間帯とも重なり、周辺は一時騒然となった。 現場近くの会社に勤める男性は「ガシャンという大きな音がして、様子を見に行ったら、一面に砂
シンガポールのリゾート・ワールド・セントーサ内の水族館にあるレストラン。魚を観賞しながら料理が楽しめる カジノを含む統合型リゾ-ト施設(IR)を運営するゲンティン・シンガポールは14日、横浜でのIR事業に専念すると発表した。大阪府・市が同日締め切ったIR事業者公募への参加を見送り、「横浜を絶対訪れるべき観光地とすべく、全力で努める」とした。 横浜市が誘致を目指すIRを巡っては、国内外の複数企業が運営権獲得に名乗りを上げている。市は2020年度予算案にIR誘致推進事業費として4億円を計上。今年6月にも、事業者の公募条件を定めた「実施方針」を発表する方針を示している。 ゲンティンはシンガポ-ルでIR「リゾ-ト・ワ-ルド・セントーサ」を運営している。タン・ヒーテック社長は1月末に横浜で開かれたIR関連の見本市で、横浜への参入に意欲を見せていた。
崖が崩落した現場で行われた捜索活動の様子=5日午前11時10分ごろ、逗子市池子2丁目 5日午前8時ごろ、逗子市池子2丁目の市道脇にある崖が崩落した、と119番通報があった。近くを歩いていたとみられる女性(18)が巻きまれ、逗子市消防本部によると、横須賀市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。県警が女性の身元を調べているが、クリ-ム色っぽいフリ-スを着用していたという。 同本部によると、近くに停車中だったバスのドライブレコ-ダ-の解析から人影のようなものが確認されたといい、県警や救助隊員らが土砂が積もった周辺の路上を重機やスコップ掘削する捜索作業が続けられた。その後、他に巻き込まれた人がいないことが確認され、午後0時半ごろ、捜索作業を打ち切った。 道路脇の崖が崩れた現場=5日午前11時10分ごろ、逗子市池子2丁目 同本部は「現時点で原因は分からないが、大きな石と砂地が混じっていて滑りやす
横浜地裁 川崎市宮前区のトンネルで2006年9月、帰宅途中の女性が殺害された事件で、殺人の罪に問われた無職の男(39)の裁判員裁判の初公判が19日、横浜地裁(景山太郎裁判長)であった。被告は女性を2度刺したうち1度目の殺意を否定したものの、それ以外の点は「間違いありません」と起訴内容を認め、弁護側も殺人罪の成立を争わない姿勢を示した。 起訴状などによると、被告は06年9月23日未明、同区梶ケ谷のJR貨物梶ケ谷貨物ターミナル駅下のトンネル内歩道で、近くに住む女性=当時(27)=の腹を刃物で刺し、さらに右胸を刺して殺害した、とされる。 検察側は冒頭陳述で、「仕事や家庭生活でたまったストレスを発散するために、好みのタイプの女性が苦しむ表情を見たいという欲望が抑えきれなくなった」と指摘。その考えがエスカレートした結果、死ぬ間際の女性の表情を見たいと思うようになり犯行に至ったと経緯を説明した。 「事
川崎市は24日、長期にわたって無断欠勤が続いているとして、経済労働局の男性職員(29)を懲戒免職処分にしたと発表した。 市人事課によると、男性職員は8月26日から職場に連絡せずに無断欠勤している。両親と同居していたが、現在も自宅を出たまま行方が分からず、本人とは連絡がつかない状況が続いているという。
行方不明になった中学生の発見に貢献したとして、戸塚署は8日、警察犬2頭とパートナーを務めた警察官2人を表彰した=写真。2頭にはビーフジャーキーが贈られた。 表彰されたのは、ラブラドルレトリバーのゼブラ(メス、2歳)とジャーマンシェパードのユパ(オス、3歳)。県警鑑識課警察犬係の上野和仁警部補と濱野治彦巡査部長がそれぞれコンビを組んだ。 署によると、9月29日夜、横浜市戸塚区に住む中学生の女子生徒(13)が自宅から外出後、行方が分からなくなり、家族から署に届け出があった。2頭は同日深夜から捜索に参加。匂いを基に追跡したところ、30日午前1時ごろに自宅近くの歩道で女子生徒を無事発見した。 佐宗茂署長は「迅速な発見につながり、ありがたい」と感謝。頼もしい相棒について、上野警部補は「今後も長所を伸ばしてあげたい」と話した。
集会で横田めぐみさんの早期帰国を訴える母早紀江さん=東京都千代田区 北朝鮮による拉致被害者の早期帰国を目指す国民大集会が16日、東京都内で開かれた。北朝鮮側が拉致を認めた日朝首脳会談から17日で17年。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(83)は「このまま天国には行けない。ひと目でいいから会って抱きしめてあげたい」と声を震わせた。 新潟市の中学1年生だっためぐみさんの消息が途絶えてから42年。早紀江さんは「めぐみは54歳になって、まだ姿も声も何も見えない。こんな残酷なことが何も(解決され)ないまま天国に行きたくない」と吐露。父滋さん(86)も病床で会える日を待ち望んでいるとした上で、「ひと目会って『本当によく我慢したね』と声を掛けてあげたい」と一刻も早く対面できるよう政府に訴えた。 拉致被害者の曽我ひとみさん(60)は「5人だけ帰ってきて申し訳ない」と述べ、母のミヨシさんをは
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