ブックマーク / youkoseki.com (3)

  • ルッキズムが否定されたとき、広告は何を語るのだろう

    youkoseki.com ルッキズムが否定されたとき、広告は何を語るのだろう 私は、広告というものが昔から好きであった。しかし広告のメッセージが、ときどき(あるいは頻繁に)息苦しく感じることも確かである。その息苦しさは、最近、Netflixが見事に広告にしてみせた。 私もこれはすごく良い広告だと思うのだが、ちょっと意地悪に言えば、あれをしろこれをしろと言っていた広告が、次にはリラックスして君は君らしくあればといいと言いはじめるのは、この業界の常套手段でもある。緊張と緩和、アメとムチだ。 一方で、なんだか潮目が変わりつつあるのかなと思うこともある。それはルッキズムに関することである。 たとえば、外見をよくしよう、というのは広告の基的なテンプレートであった。具体的には、お洒落になってモテよう、恋を見つけよう、できる男は見た目が違う、ママになっても綺麗に、何歳になっても若々しく、みたいな。多

    ルッキズムが否定されたとき、広告は何を語るのだろう
    songsfordrella
    songsfordrella 2019/05/09
    たとえばかつての“Black is beautiful”ムーブメントのように、美しさの概念を拡張していく方向には進めないものだろうか。それを身に纏うにせよ纏わないにせよ、俺はやっぱりこの世から美しさが消えてしまうのは寂しい。
  • 初代ガンダムを観た話

    youkoseki.com 初代ガンダムを観た話 私は初代ガンダムテレビ放映された1979年に生まれたので、ガンダムのことは詳しく知らず、それ以降も知らないまま今に辿りついた。友人が熱心に布教してくれることもあったが、今となっては過去の蓄積が多すぎて、どうも見る気になれなかったのだ。 今ここで私がスタートレックを熱心に布教して、DS9だけでも見てくれと懇願しても、99.99%の人は見ないでしょう。そういう感じである。 ところが、Netflixで面白そうな作品を探しているときに、初代ガンダムの劇場版があることに気付いた。ガンダムなにから見るか問題は今や宗教論争となっているようだが、この劇場版は40話以上に及ぶテレビ版を映画3作にまとめたもので、宗教的にも多数の原理主義者から支持を得ているという。 これくらいなら観られるんじゃないかと思って、4日ほど前から観始めた。そしていま3作を観終えた。

    初代ガンダムを観た話
  • そごうの広告と、広告がジェンダーを語る覚悟について

    youkoseki.com そごうの広告と、広告がジェンダーを語る覚悟について 元旦、横浜へ遊びに行って、そごうに寄ったら、女性の顔にクリームがぶつけられている、インパクトのあるポスターを目にした。 帰宅して調べてみたら、まさに元旦から始まった、そごうの新しい広告らしく、「女の時代、なんていらない?」「わたしは、私。」といった文章が添えられている。 すでにネットでは賛否あるようで、批判したブログ記事が話題になっていた。また、「女の時代」という表現が昔のコピーの引用という意見もあった。 私も一日考えて、それなりにまとまった意見が出来たので、ここに書く。 構成の問題 賛否はさておいても、この広告は分かりづらい。理由として、私の見方では、一枚のポスターの中に、大きく三つのメッセージが含まれているからである。 一つのメッセージは「女の生きづらさ」である。文中にもあるし、インパクトのある写真はまさに

    そごうの広告と、広告がジェンダーを語る覚悟について
    songsfordrella
    songsfordrella 2019/01/03
    このご時世街中もネット空間も動画広告で溢れているのに、多くの人が最初に目にしたのがポスター版の広告だったってのが少し不思議。
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