2016年09月24日 今日の「とと姉ちゃん」～第25週6回～ おおお、最終回が迫っているーーー！！！ ※基本的にネタバレ有りです。 ■フラグを乱立させる花山 ちょっとちょっと、わかりやすく発作フラグを立てすぎだよ、花山さん……。 そして、そのフラグが数分後に回収されるのもなー、ほんと「とと姉ちゃん」だよなー。 こういうひねりの無さが、本作の賛否を分けている様に思える。ただ、本作の評価は、最終回まで待ちたい。 ■女性のための雑誌 今度は働き方を変えて、女性の暮らしに貢献していくのねー。 最終週を前にでかいことをするなー。壮大なテーマだが、一週間できれいに終わってほしい。 ■編集者たまき あと一週で活躍できるのかなー。 若い編集者は優秀だなと花山に言わせるためだけに、たまきを登場させたのだったら、ちょっともったいない。 ■今週の「とと姉ちゃん」 駆け足であった。 かかの死から、一気に時間が経

2016年09月15日 今日の「とと姉ちゃん」～第24週4回～ よくぞ、ここまで暴走させたと思うほどに、赤羽根社長が今日もブチ切れていておもしろかった。 彼のがんばりがあったから、各メーカー担当者にも「何気ない日常」を大事にすることの意義を伝える機会が得られたし、国実さんが何を考えていたかもわかったし、良い展開だったと思う。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■読者の声のリアリティー 冷えたジュースを飲むことが楽しみって、ほんとに何気ない日常の例えとして抜群だよなー。 良い家電、良い車が欲しいと思っている消費者自身もそういう何気ない楽しみを忘れてしまう。そのことを思うと、開発者なら尚更そのことを忘れてしまうことだろう。 だから、あの場で常子が、家電メーカー各位に告げるという行為もまた、「読者」のためのもので、常子や花山の行動はいつも一貫している。その一貫性が、このドラマをわかりやすくしていると

2016年09月09日 今日の「とと姉ちゃん」～第23週5回～ やっぱり、石原幹二が何を考えているのかがわからんのが辛い。 アカバネと違って彼はテスター情報のことを掴んでいなかったので、アカバネとのつながりは無いようだが、それならなぜ執拗に「あなたの暮らし」のことを目の敵にするのか。 ただ、大した意味はなく、お話の都合上、そうなっていると考えるのが良さそう。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■クズすぎるアカバネ あなたの暮らしの社員まで買収するとは、誠意のかけらもない。 商品テストの結果を受けて、新商品をつくり、業績を回復させたチトセ製作所との対比により、そのクズさが一層輝きを増している。 アカバネは、常子たちが倒すべき敵として描かれていくというとがよくわかった。 ■金儲けさえできればいい 店にでて自ら商品を売り込むという営業スタイルに一瞬、好感をもったが、単に金を儲けたい一心の行動だろう。

2016年09月06日 今日の「とと姉ちゃん」～第23週2回～ 「あなたの暮らし出版」の事務所のお客さんにやっとまともな人がきて一安心。 花山と星野の子ども達との交流も和んだ。 唐沢寿明の一発芸スキルは半端じゃない。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■反省の色がみれない…… どんなに叩かれても、アカバネ電気が商品の改善という発想に行かないのがマジで凄い。 常子たちがどんなにがんばっても、意識を変えない生産者がいることがよく分かる。 まあ、PCデポの問題みても、そういう企業は実際いるしねー。 あなたの暮らし出版か、アカバネ電気のどちらかが潰れるまで戦い続けるしかない様に思える。 ■よみがえる思い出 月がキレイですねの下り、懐かしいなー。あの時の鞠子のゴシップガールっぷりは癒やしだった。 2人には、あの頃の青春の続きを思う存分味わって欲しい。 ■視聴者代弁者・花山 あの頃の誓いに縛られなくていい

2016年09月05日 今日の「とと姉ちゃん」～第23週1回～ あなたの暮らし出版の警備体制はどうなっているのか……。 アカバネ電気の連中も記者も突撃されまくりじゃないか。落ち着いて仕事ができない。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■記者の狙い 石丸幹二は、何がしたいんですかねー。 アカバネ電気は、自社の利益を守るというわかりやすい動機があるが、彼がなぜ常子たちの邪魔をするのか動機がみえないのがモヤッとする。 一方的な言いがかりをいう彼はとても理不尽であり、みていてストレスがたまる。せめて、動機は明らかになって欲しいかなー。 ■課題にぶち当たる常子 先週までは、子どもと接する楽しさを享受していたが、今週は子どもと接する難しさが常子を悩ませている。 星野と結婚したら、よろこびと同時に大変さも彼女にのしかかる。 子どもと仕事の両立をどうするのかにケリをつけて、このまま結婚して欲しい。 ここまでき

2016年08月23日 今日の「とと姉ちゃん」～第21週2回～ お金のかかるドラマだと改めて思った。 トーストもそうだし、トースターの数も多いし。元ネタである「暮らしの手帖」では４０００枚のトーストを焼いたそうだが、本作は１４００枚で抑えている。これも予算を考慮してのことだろうか。 やはり、戦中パートのセットがしょぼかったのは、あなたの暮らし出版での描写をリッチにするためだったと考えるのには妥当性があると思う。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■よっちゃんが常子の気持ちを知る時 君子の配慮で鞠子もよっちゃんも常子が星野と付き合っていて、プロポーズされてことをまだ知らないが、このことを彼女たちが知る時は来るのだろうか。 その思いを彼女たちが知った時は、常子が「とと」であることをやめる時だと思う。 よっちゃんも鞠子も常子に頼ることをしなくなるからだ。この大事な事実が明らかになる時、常子にどんな変

2016年08月22日 今日の「とと姉ちゃん」～第21週1回～ すげーなあなたの暮らし出版。 今からみても画期的な出版社だ。もはや、単なる出版社の粋を超えて研究室だ。 こういう特徴のある組織を描いた作品だと、今後の展開も楽しみになるというものだ。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■ゴシップガールズ鞠子 やっぱり、人の色恋沙汰が大好きなんだなー。 お汁粉を食べに行く常子を、つぶさに観察する姿は流石です。 常子とは別々くらす様になった鞠子だが、よっちゃんの力もかりて、常子におせっかいをやいて欲しい。 ■花山の厳しさ 商品を使う人のことだけじゃなくて、つくる側の人のこともちゃんと考えているのね。 トースターの件で花山の言いたかったことは、商品を作っている人の生活もかかっているから、 いい加減なことをするなと言うことだろう。 いっぽう、バターについては、これまでと同様に、読者からの信頼性を守ろうとす

2016年08月05日 今日の「とと姉ちゃん」～第18週5回～ 先週の予告で盛大にネタバレしてたので、花山のアイディアに驚きがなかったのが残念。 ひきになる部分を盛り込むのは予告にとって大事なことだけど、盛大なネタバレになる構成は関心しない。 写真を使ったレシピというクックパッドにも繋がる画期的なアイディアなのになー。もったいない。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■森田屋問題 キミエさんと照代さんのツーショット、久しぶりだなー。 キミエさんとの会話を通じて照代さんの心情が語られたのは問題が整理されてとてもよかった。 キッチン森田屋という名前が良いかどうかはともかく、こちらも理想と現実に折り合いが付く形で終わってすっきりした。 ■花山の写真技術 絵だけではなく、写真も詳しいとは流石だ。 屋内での撮影を順調にすすめるために照明機材までしっかり用意している。 アイディアを形にする力をもっているク

2016年07月28日 今日の「とと姉ちゃん」～第17週4回～ 川栄こと富江はまだですか（震え） 照代と荘吉ときたから、出て欲しいけどなー。来週あたりでるのかねー。 ※基本的にネタバレ有りです。 ■鞠子と水田……。 早く、結婚してしまえーーー！！！ と花山ばりの叫び声で言ってやりたいわー。 のび太としずかちゃん的な感じがするんだよなー。 心優しいけど、ドジな男と才色兼備な女という組み合わせが。 ■クリエイター花山 経営のことに頭を悩まさず、ひたすらにクオリティーを追求する姿はクリエイターあるあるだよな……。 そうやって多くのゲーム会社が潰れてきた。 花山と常子の様子をみていると潰れる予感しかしない……。どうなってしまうんや。 ■よっちゃんの説得力 おいしいものを食べたい人はいっぱいいる　みたいな感じのセリフがよっちゃんの口からでてたけど、 彼女がいうと説得力がある。 おやつをもらいそこねて

2016年07月23日 今日の「とと姉ちゃん」～第16週6回～ いいよですね、布施エリ！期待通りヒールとして再登場！ 盛り上がるためには、やっぱりこういう悪役が必要だよ。その悪役を、あなたの暮らし社が一丸となってっやっつけるそんな展開を期待している。 ※基本的にネタバレありです。 ■どんよく常子 これまでも常子は、調子にのってきた。 鳩だったり、歯磨き粉だったりと。後者は、欲を出した結果まさかの爆発事故が発生するほどの惨事にまで発展している。 常子のパーソナリティーを思えば、今回の様に話題作りと資金集めのために講座を開こうという攻めた姿勢は、通常運転と言える。 雑だ雑だと言われる脚本も、振り返ってみると、ちゃんとつながっていて、よく出来ていると思う。 ■花山の常子育成計画 花山は、講座が失敗することを見抜いていた様に思える。 それでも、社長として常子が成長するために、今回のことを了承したん

2016年07月08日 今日の「とと姉ちゃん」～第14週5回～ 鞠子大先生、調子にのりすぎです！ 今週、最初の鬱状態が嘘の様だ。 そして、このドラマの鉄板演出、金持ちなった時の妄想がとてもよかった。 よっちゃんは、現在の姿になってからは初か。 ※基本的にネタバレありです。 ■調子にのる演出 常子の妄想では、ちょっとぶちゃくなっていて、メタ発言的にそれに言及するのがとてもよかった。 君子さんまで妄想がしだしたのが今回意外だった。 三姉妹が一緒になって仕事してそれで成功したら、それはうれしいだろうなー。 この妄想もあと何回みられるのかなー。予算との兼ね合いもあるだろうが、次も期待したい。 ■中田さんに渡したもの 常子は何かを届けていたようだけど、何を渡したんだろうか。 大した意味はなかったのかなー。 中田さんが苦境から脱出する姿が描けないのが辛い。 ■鉄郎の商売 まさか、まともな商品に手を出す

2016年07月01日 今日の「とと姉ちゃん」～第13週5回～ 有村架純、ヒロインきまりましたなー。高畑充希ちゃんとも、共演があって、2人とも過去に朝ドラ出演していることを考えると浅からぬ縁を感じる。 さて、今日の「とと姉ちゃん」だが、戦争を描くことの難しさを感じさせるものであった。 ■もう一人の「とと姉ちゃん」 お竜、ただの不良娘じゃなかったのね……。 めちゃくちゃ家族思いのいいこじゃないかー。 そして、彼女もまた「とと姉ちゃん」となった一人なのか。 学校で勉強できる余裕がある分、常子の方がまだ恵まれていると言える。 この様なお竜の姿を通じて常子がもつ能力がはっきりした。その能力をどう使っていくのかが、今後の見どころになりそう。 ■小橋家の影響の小ささ 10万人を超える死者を出したとは思えないほどに、小橋家の影響がとても少ない。 避難してくれる人たちも少ないし、空襲による混乱もみられない