15時55分。 自然公園のベンチで黄昏ながらあそびのかんけいを読んでいたら、後ろからカサカサという音が聞こえて、振り向くとキジバトさんがいるではないか。いつの間に背後に! キジバトさんは僕のことを警戒していない様子で、食糧を探しているようだった。僕は嬉しくなった。 可愛いなあと思いながら眺めていると、キジバトさんは焦茶色の硬い種(多分ツバキの種)を頑張って食べようとしているみたいだった。 でもその種が嘴よりもずいぶんデカいので、口をおっきく開けて種を咥えながら首を前後に振り振り、頑張って飲み込もうとするけど失敗してポロッと落とす、みたいなのを何度も繰り返していた。 いやそれはどう考えてもでかいし硬いし、別のにしなよと、と同情の気持ちで持参した塩ぱんをちぎってあげたのだが、見向きもされなかった。キジバトさんは一度食べると決めたものは食べるまであきらめない習性があるようだ。その種を飲み込むこと

