弁護士だから全国紙新聞社の社員くらいは高給取りであって当たり前とか、そういう感覚ってのはそんなに高給を取っていない一般庶民から見たら嫉みの対象だよね。数を増やすことについての問題点はもうちょっと別のところにあるんであって、法テラスの給料にしたって、毎日のように会社に泊まりこんで残業代は付くわけなく、9年間で昇給したって額面20万そこそこっていう人だって普通にいるわけで、「安定してていいじゃん」と思われてしまいそうです。 僕はそのへんのお金の問題は今まで論点にしていないと思ってたし、急に法曹関係者を増やすことで、満足な研修も出来ず、全体のレベルが落ちるとか、そういう問題はあるんだろうと思っていたけど、いざお金の問題になってみたらかなりの批判の声が弁護士から出てくる。まあ、東京新聞だか中日新聞だかの社説は酷くて、あたかも「安定した生活を望んではいけない」みたいになっているから、そりゃ反発もされ