31日、JNN系列で放送された番組で身元不明者として紹介された男性が29年前に徳島県で失踪した男の子ではないかとして、徳島県警が来週にもDNA鑑定を行うことがわかりました。 1989年、茨城県牛久市の松岡伸矢ちゃん(当時4)は家族と徳島県つるぎ町の親戚の家に行った際、父親が目を話したわずか数十秒の間に姿を消し、今も消息はわかっていません。31日に放送されたTBSの番組で紹介された男性は3年前、愛知県弥富市で意識不明の状態で保護され、それまで長い間、知らない男性に軟禁され両親の記憶もないと話していました。 放送終了後、男性について「伸矢ちゃんに似ている」という情報が徳島県警に相次ぎ、県警は1日に伸矢ちゃんの両親からDNAを提供する承諾を得ていて、来週にも男性のDNA型と一致するかどうか鑑定を行う方針です。