大阪市を廃止し、五つの特別区を新設する「大阪都構想」の住民投票が17日投開票される。賛否両派が市内各地で声をからした16日、都構想を推進してきた大阪維新の会代表、橋下徹市長(45)は「負けたら、ホントは死ななきゃならないけど、政治家を辞めることで許して」と改めて否決時の政界引退を表明。 反対派の自民、共産、民主各党の議員らは西成区で合同で対話集会を開催。自民党の柳本顕市議(41)は「世界に通用する大阪市を分割してどうするのか。今回決着をつければ都構想議論に終止符を打てる」と強調。民主党の辻元清美衆院議員(55)は市内のスーパー前で「セールスマンが『どんな病気でも治る布団』を売りに来たら買いますか?都構想も一緒で、橋下氏はリスクを語っていない」と批判した。公明党は組織的な動きをせず、市議らが街頭で反対を訴えた。
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